「朝日記の奇跡」佐藤 伝
2005/12/05公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
朝3分以上の時間をかけないで日記を書く
日記というものは非常に重要です。毎日、その日を振り返り、反省と方向修正ができるからです。しかし、なかなか日記を習慣化できないのが難しいところです。
そこで、この朝日記が登場するわけですが、まず大切なのは時間がかからないことです。著者のお勧めは、朝3分以上の時間をかけないで日記を書くことです。
・ヨーロッパでも社会的に成功している人は、性別に限らず日記をつける習慣があるといいます(p58)
記念日データベースを作る
そして、この朝日記のもう一つの秘密は、前年、前前年、前前前年・・・の日記を参照できるということです。去年、○○さんの結婚式なら、その日は○○さんの結婚記念日になります。このように前年を参照できるうえに、様式として記念日を書き込むことになっていますので、日記をつけるだけで、自然と記念日データベースができあがっていきます。
私の場合は、最も簡単な「三分間日記」※方式で、フランクリンプランナー※という手帳に日記を書き込んでいます。しかし、前の年を参照することや、記念日をデータベース化する仕組みがありませんでした。これからは、前の年の手帳を開きながらその日を計画し、さらに、記念日データベースのページを作成することにしました。また、まんだら形式で日記をつけるために、まんだら様式を印刷するスタンプを作成します。
この本によって、日記の様式と、記念日データベースが作れそうです。私も10年日記をつけはじまました。★4つとしました。
無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信) 3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。 |
この本で私が共感した名言
・「朝」日記とは、効率的に無理なく続けられ、しかも過去の貴重な体験や知恵を今日これからの未来に結びつけることで、成功への可能性を高めていく魔法のツールなのです。(p4)
・早起きを提唱・実践するスギポンさんは、「早寝は体のため、早起きは心のため」という名言をその朝「日記」のなかで伝えています(p80)
【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
第1章 日記をなぜ朝つけるのか?
第2章 日記で夢をかなえる方法
第3章 さあ、「朝」日記をつけはじめよう!
第4章 ここまでできる!デジタル「朝」日記
第5章 三日坊主に終わらせない7つの作戦
第6章 小さな夢がどんどんかなうDQパワー
著者経歴
佐藤伝(さとう でん)・・・夢実現ナビゲーター&「朝」日記マイスター。1958年3月生まれ。明治大学文学部卒。専門は学習方法論。都心にて、創造学習研究所を25年以上にわたって主宰しており、指導を受けた1期生はすでに40歳。卒業生には政財界の著名人の子弟も多く、ビジネス・医学・教育・マスコミなど各分野の第一線で活躍している。MMM(まんだらマトリックス・メソッド)などユニークな問題解決法で、上場企業のリーダー研修や新人研修、大学での就活セミナーにひっぱりだこの夢実現ナビゲーター。「朝」日記のベースとなるハイパーまんだら日記では特許権を取得済み。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 18,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
コメントする