「若きサムライたちへ」田坂広志、中谷巌

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若きサムライたちへ―自分を生きる10のメッセージ

【私の評価】★★★☆☆(78点)


●実業の世界で成果を残し、
 現在教える世界にいる二人が、
 若者に向けてのメッセージをまとめた一冊です。


 ・学生の方々は、大学において、
  ぜひクラブやサークルなどの
  人間集団、小さな組織社会の中で悪戦苦闘する体験を
  持つべきだと思います。
  そうした体験は、学生の方々にとって、
  貴重な体験になります。(田坂)(p41)


●若者へのメッセージではありますが、
 社会人になっても、学生時代の気分が抜けない人が
 いるのも確かであり、社会人としての考え方を
 教えてくれる一冊と考えていいでしょう。


 ・若い学生の方々が実社会に出る前に、
  ぜひ理解しておいていただきたいことがあります。
  それは、「人生に無駄なことは一つもない」
  ということです。(田坂)(p157)


●特に納得するのは、
 どんな分野でも徹底的に掘り下げることで、
 一皮剥ければどんな世界でも
 通用するということです。


 中谷さんは一万時間かければ、
 だれでも成功できると言っています。


 一日十時間なら三年、
 一日三時間なら十年です。


 ・どんな分野でも一万時間を費やして
  造詣を深めるということは、
  地下に流れる鉱脈を掘り当てるようなものです。・・・
  その鉱脈は、実はすべての分野につながっているもので、
  一つの鉱脈を掘り当てると、
  その他の分野のことも
  見えてくるようになってきます。(中谷)(p28)


●しかし、掘り下げるにも、
 何を掘り下げるかが大切でしょう。


 そのための指針も議論されています。


 それは「自分の個性」と
 「あなた自身の成功」です。


 ・私には、アメリカの教育の世界で
  しばしば語られる二つの言葉が大切な指針となっています。
  ひとつは・・・(あなた自身の個性を発見しなさい)・・・
  もう一つが・・・(あなた自身の成功を定義しなさい)です。
  (田坂)(p240)


●生き方の関わる良い考え方が含まれる本として
 星3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・何をやりたいかがわかれば、
  それまで眠っていた知識は突然光り出す。
  もっとはっきり言えば、「何をやりたいのか」がわかってから、
  それを実行に移すために必要な知識を学べば、
  知識習得の効率もはるかに高くなるのである。(中谷)(p3)


 ・上司は部下に対して、時には厳しいことをいったり、
  叱ったりすることがあってもいいと思うのです。・・・
  マネジャーという職業は、人間としての成長途上に
  ある若い方々の人生を預かっている職業だからです。
  (田坂)(p54)


 ・私が若い人たちにぜひいいたいのは、
 「自分の能力を過小評価するな」ということです。
  人間は、本当に切羽詰った状態になれば、
  自分が思っている以上の力を
  発揮するようになるのです。(中谷)(p200)


 ・日本の外務省などから来る官僚は、
  「お前、あんまり勉強なんかしなくていいぞ。
  大事なのは人脈づくりだ。
  だから、勉強はそこそこにして、友人をつくってこい」
  と言われて留学してきました。
  ところが、そんな人には一人も友人はできません。
  なぜなら、アメリカの大学院では
  死に物狂いで勉強していますから、
  遊んでいる人間など相手にされないのです。(中谷)(p201)


若きサムライたちへ―自分を生きる10のメッセージ
中谷 巌 田坂 広志
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【私の評価】★★★☆☆(78点)



●著者紹介・・・田坂広志

 1951年生まれ。米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員、日本総合
 研究所の設立に参加。多摩大学院教授。シンクタンク・ソフィアバンク代表。


●著者紹介・・・中谷巌

 1942年生まれ。日産自動車、ハーバード大学Ph.D。同大学で講師・研究員、
 一橋大学教授を経て、ソニー取締役。多摩大学学長。三和総合研究所理事長。


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