「大人のプレゼン術 自分と相手がワクワクドキドキする10か条」佐々木 直彦
2005/09/01公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
仕事でプレゼンをする人に、事前に読んでいただきたいと思わせる一冊です。
まず、成功するプレゼンの基本となるのは、基本となる構成を決めておきながら、けっしてすべてを決めておかない ということです。
・そのときの相手の状況に合わせて臨機応変に進めることこそ、プレゼンの極意です。それを実現する方法は、[シンプルな構成+ネタとなる物語]→ライブの実践です。(p35)
状況を見ながら変えていくことで、臨場感がでるわけですね。
また、目からウロコは、「キーワード」を作ってしまうことです。
たとえば、「仕事のコツはISDです!」とやって、「ISD?」と注目させたところで、「ISDとは『いまやる、すぐやる、できるまでやる』です!」とするわけです。
・キーワードは、誰でもオンリーワンなものを、自分勝手につくってしまってかまいません。(p20)
プレゼンの本道をうまく説明してくれる良書だと思います。★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・シンプルな構成を立てて、物語Aや物語B、物語Cはストックとして自分のなかに持っておいて、話すタイミングは事前に一応想定しておくものの、それにはこだわらず、そのときの相手の状況、その場の流れに応じて「ここだ」と思った時に出す(p43)
・人間と人間は、目と目で通じあえることを忘れるな。たとえ相手が千人いても、それは変らない。(p108)
・プレゼンの最後で、「・・・という筋道を立てて、これまでA社に必要な新しい営業マン像についてお話してきましたが、最後に申し上げたいことは・・・」という終わり方ができれば、かならず相手はうなずいて、こちらのいいたいことを受けとめてくれるはずなのです(p183)
PHP研究所
売り上げランキング: 185828
【私の評価】★★★★☆(83点)
著者経歴
佐々木 直彦(ささき なおひこ)・・・1958年生まれ。大学卒業後、リクルート、産業能率大学研究員を経て、メディアフォーラム代表取締役。さまざまな階層にむけて「プレゼン」「問題解決」「ブレークスルー」「キャリア創造」などに関するセミナーの講師をつとめる。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
コメントする