「トヨタ流「改善力」の鍛え方―強者のノウハウはあらゆる場で必ず強い! 」若松義人
2004/07/03公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
●トヨタ流という言葉を聞くと
胸につかえるものがあります。
○○○○流ってあるだろうか。
(○○○○は私の勤める会社)
○○○○ウェイってあるだろうか。
世界を目指しているだろうか。
●トヨタでもホンダでも一度は
倒産しそうになったことがあります。
その危機感が今も生きている。
うちの会社も一度は
そうならないとだめなんだろうか。
●でも、変えられるのは自分だけ。
大野耐一さんも始めは一人だったはず。
さあ、今から○○○○ウェイを作りましょう。
この本で私が共感した名言
・トヨタ流改善はお客様に近いところから進めていく(p47)
<一番判断に困るのは、どこから手をつけるかということです。お客様に近いところから手をつけるというのは、どこかで聞いたことがあるような・・・。ゴールだったかな?一倉先生だったか?サービス業なら接客から、製造業なら在庫から、改善を進めていきましょう。結果が出やすいです>
・マンアワー(工数)は計算できるが、マンパワーは計算できない。知恵を出すことによって、能力は無限に広がっていく。(p230)
<標準作業とかで、最も生産管理をしているのがトヨタだと思うのですが、そのトヨタで工数は計算できるがマンパワーは計算できないと言っているところがすごいと思います。工数を計算しつくしたうえで、やはり知恵が大切なんだよ、ということがわかるのでしょう。>
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
著者経歴
若松義人(わかまつ よしひと)・・・1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。1984年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ方式の導入と実践にあたった。1991年韓国大宇自動車顧問。1992年カルマン株式会社設立。現在同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授
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