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「言志四録を読む」井原隆一

2004/05/21本のソムリエ メルマガ登録
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「言志四録」を読む


【私の評価】★★★★★(96点)


内容と感想

 へへへーっと、土下座したくなる本を初めて読みました。言志四録は他にも2冊読みましたが、ぜんぜん印象が違いました。言志四録の言葉をネタに井原隆一氏のコメントが続くのですが、なるほど、こういう風に読むのか、と納得するばかり。


 手帳に書き写すのも、各ページすべてを写すことになってしまうので30ページ程度で止めました。メモしていたら、一冊書き写すようなもので時間がいくらあっても足りません。家庭に一冊お勧めします。


この本で私が共感した名言

・最高級の人は天地自然の真理を師とし、第二級の人は優れた人物を師とし、第三級の人は書物を師とする(p3)


<人と会うために、もっとパワーとお金を使ってもいいかもしれません>


・目的を達成し、得意の気持ちが出てきたなら、退くことを考えるべきである。一事一時であっても登りつめた龍といえるような高い地位についたなら、退くことを考えておかないと滅亡の悔いを残すことになる。(p38)


<今の私には、まだ不要な言葉のようです。何年後に必要になるのか・・・>


・生涯のうちに、自分を褒めてやりたいといえいることがあれば、他からもらったいかなる賞にも勝ると考えたい(p89)


<まったくその通りですね>


・一時は、松下は下請け殺しなどの批判を受けたが、結果を見ると愛の鞭であったことがわかる(p122)


<意識して厳しく接することができる人は偉大だと思います>


・親が生きている時は親の身は自分の体であり、親が死んだ後は自分の体が親の身であることを知らねばならない。つまり、自分で自分を愛する心で親を愛し、親を敬う心で自分を敬わなければならない、ということである。(p133)


<親が生きているうちに、できることは何でもしたいですね>


・紙幣が出始めて明は衰えるようになり、多く発行するようになってから明は亡びた。(p179)


<インフレを狙っている国があるようですが大丈夫でしょうか>



【私の評価】★★★★★(96点)



著者紹介

 井原 隆一(いはら りゅういち)・・・1910年生まれ。14歳で埼玉銀行に入行。20歳で父親の莫大な借金を背負い、銀行から帰ると家業をこなし、寝る間も惜しんで借金完済。その間、並はずれた向学心から独学で法律、経済、経営、宗教、歴史を修めた。最年少で課長に抜擢される。証券課長時代にはスターリン暴落を予測し、直前に保有株式証券をすべて整理。 経理部長時代には日本で初めてコンピューターによるオンラインを導入する。各部長、常務、専務を歴任。1970年、大赤字と労働争議で危地に陥った日本光電工業に入り、独自の再建策を打ち出し短期間に大幅黒字無借金の超優良会社に甦らせる。その後も数々の企業再建に尽力。名経営者としての評判が高い。2009年2月、老衰のため自宅にて逝去、99歳


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