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「二宮翁夜話」村松 敬司 (編集), 二宮 尊徳, 福住 正兄

2003/10/03公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(89点)


要約と感想レビュー

書物を読み、文字を研究することが学問だと思ったら大間違いだ。文字や書物は地下の芋種のありかを教える木札のようなもので、実行への目印にすぎないのだ


●二宮 尊徳は単なる知識ではなく
 実際に使える知恵を尊重していました。


 いくら名言を集めても成果が出なければ
 意味がない。


、自分の行動に反映し、
 現場で成果を出さなければ、
 意味がないということです。


●学校にある薪を担いだ人のイメージしかなかった
 二宮尊徳ですが、非常に実務に秀でた、
 「人の道」を極めた人だったのです。


 農村の復興のために単身赴任をし、
 事前に飢饉を予測し対策を講じるなど、
 大きな功績を残しています。


 二宮尊徳をもっと深く
 研究していきます。


この本で私が共感した名言

・世の中のことは何事でも至誠と実行によって成就するもので、才智や口先きで成功するものではないのである


・よいたねを蒔けばよい結果が生じ、悪いたねを蒔けば悪い結果が生ずる。しかしその結果そのものが長い年月の後でないと現れない場合があるので、多くの人はおそれつつしまない。


・論語に、自分より劣っている者を友とするなかれとあるが、誤解してはいけない。誰にも長所短所があるから、その長所を学び短所を友とするな、という意である。


・貧富の相違は、僅かの心がけのちがいから来る。貧者は昨日のために今日つとめ、去年のために今年働く。明日のために今日、来年のために今年働く心がけの人は富み安楽自在である。


▼引用は下記の書籍からです。


【私の評価】★★★★☆(89点)



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