「稲盛和夫の実学―経営と会計」稲盛和夫
2002/09/20公開 更新

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【私の評価】★★★★★(91点)
値決めは経営である。
要約と感想レビュー
●適正な価格とはなんでしょうか。
ある人は製造原価と利益から考え、
ある人は市場に受け入れられる価格を考える。
値段が高くないと売れない商品もあります。
つまり、正しい価格は本来存在しないのであり、
経営者の考える戦略で決まるものである
ということででしょう。
●その奥深さ、重要性ゆえに
値決めを部長クラスに任せてはいけません。
製造部門は高く売ってもらえば
コスト削減が楽になり、
安くすれば営業部門が
楽に売ることができる。
値決めこそは経営者が決めなければ、
適切な値段を設定できるものでは
ないのです。
稲盛さんはそういう重要性を
伝えたかったのでしょう。
この本で私が共感した名言
・経営はあくまで原点のキャッシュベースで考えるべきである・・・本当に財産としての価値を持つものなのか、そうでないのか(p51)
・売上と仕入れが一対一の対応・・・一対一対応の原則(p70)
・中古品で我慢する(p80)
・管理会計報告としての時間当たり採算制度(p136)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★★★(91点)
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