「ヤクザに学ぶ交渉術」山平 重樹

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ヤクザに学ぶ交渉術 (幻冬舎アウトロー文庫)

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■世の中にはヤクザな稼業が
 実際に存在しています。


 いかに不利な状況であっても
 自分に有利な状況に持ち込むのが
 ヤクザ流です。


 無理が通れば、
 道理が引っ込むというのが
 ヤクザの交渉なのでしょう。


・ヤクザというのはささいなことに因縁をつけるプロ。
 たとえば、銀行なんかに交渉に行って、
 どうも分の悪い話になったんで、煙草は我慢する。
 で、むこうが先に煙草を吸ったところで、ひとこと、
 『おまえ、客が煙草吸わんのに、何だ、それは』
 とこういった途端、
 話がひっくり返るようなことがある(p153)


■とはいっても、交渉ですので、
 基本は押さえていないと
 勝負はできません。


 状況を把握し、
 関係法令について
 熟知しておくこと。


 どこまでなら譲るのか、
 どこまで譲らないのか、
 という基本方針。


 相手はどのような
 条件を出してくるのか。


 すべてしっかり調べ、
 あらゆる状況に準備した上で
 ヤクザ式交渉ができるです。


・これだけは譲れないという
 原理原則を貫くべきである(p90)


■ヤクザとの交渉前に読むべき本だと
 思いました。
 (あまりチャンスはなさそうですが)


 あとは社内でヤクザな人と
 交渉するときに役立つかも
 しれませんね。


 山平さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「ワリャア、おちょくってるのか!」
 と怒りだす者も出てくるという。
 そうなったらしめたもの・・・
 「あんた、喧嘩しにきたのか、ゼニとりにきたのか、
 話しあいにきたのか、どっちなんだ。・・・
 『おちょくってるのか!』なんていうんだったら、
 喧嘩売りにきたことになりますよ(p50)


理論武装をしてこその
 交渉上手なのである(p114)


・人間のかもしだす雰囲気、立ち居振る舞いを含めた、
 トータルで考えたときの話術の上手さ、演出力が、
 ヤクザにはあるということであろう(p115)


・「どうしてくれますか?」と迫って、
 「じゃあ、このようにします」・・
 と相手が答えても、それがこっちの
 決めている結論と違っていれば、
 「それじゃ、おまえ、筋が違うだろう」
 という話になってしまうのが、
 ヤクザ流である(p120)


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山平 重樹
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【私の評価】★★★☆☆(72点)



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■目次

第1章 「掛けあい」はヤクザにおけるもうひとつの抗争である
第2章 脅しのテクニック―白を黒といいくるめる交渉術
第3章 現代ヤクザの交渉流儀



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