幻冬舎
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
■ホスピスにおいて、
多くの死に直面した人々と日々接している
著者が伝える「死」への対応方法です。
死はだれにでも訪れるものですので、
事前の準備が大切とのこと。
・ほとんど火災は発生しない。にもかかわらず
年に一度備えるわけだ。
比べて死の発生率は100%である。
年に一度くらいはしっかり、自分の死を考えてもよいのでは
ないだろうか。(p18)
■著者が主張するのは、人間というものは
「正しい」ことを選択していくべきですが、
ある年齢を過ぎてからは、
自分のしたいことを選択してもいいということです。
やるべきことをやるのは正しい判断ですが、
自分のやりたいを実行していくことで、
後悔の少ない人生を送ることが可能となるのです。
・若い人は「べき人間」で生きなければならない。
「遊びたいけれども勉強すべき」だし、「親に孝行すべき」である。
しかし六十を過ぎたら、「たい人間になっていい」。(p14)
■自分の「死」に比べれば、
これまでにあったことは些細なことであったと、
反省している人の話が心に残りました。
そんなに感情に振り回されるのでは
なかった、ということです。
いずれは訪れる死を考えれば、
今を楽しく生きたいものです。
柏木さん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・文句ばかりを言ってきた人は、文句を言いながら死んでいく。
誰にも感謝せずにいきてきた人は、まわりに感謝せずに死んでいく。
それらの人々は、「生きてきたように死んでいく」のである。(p52)
・「悲しみを表現しておけば表現しておくほど、
あとの悲しみからの立ち直りが早い」ということを
最も強調したい。(p77)
幻冬舎
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
■著者紹介・・・柏木 哲夫(かしわぎ てつお)
1965年大阪大学医学部卒業。同大学精神神経科勤務。
ワシントン大学留学。
淀川キリスト教病院に精神神経科を設立。
1984年ホスピス開設。副院長、ホスピス長を経て、
1993年大阪大学人間科学部教授。
2004年金城学院大学学長。
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