「キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』」フリードリッヒ・ニーチェ

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キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


■哲学者ニーチェが「神は死んだ」と
 言ったことは知っていましたが、
 こんな著作を残しているとは知りませんでした。


 キリスト教の矛盾。
 キリスト教の権威主義。
 こうしたキリスト教の弱点を指摘しています。


 ニーチェさん、良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・キリスト教徒が幅をきかせている世の中では、
 科学は「神の敵」と呼ばれて、
 長い間不当な位置におとしめられてきました。(p33)


・彼らは、「神聖な書物」、
 要するに『聖書』を勝手にでっちあげたうえ、
 それを自分たちの手によって「発見」するわけです。
 そして、それをうやうやしく公開する。(p67)


・僧侶たちは、「神は悔い改めるものを許す」などと言っていますが、
 それは要するに、「自分たちに服従すれば許してやるよ」という
 ことなのですね。(p68)


・『新約聖書』の世界はほとんど病気・・・
 イエスの初代の弟子たちは、・・・
 なんとかイエスを理解しようとしたけど、無理だった。
 そこで、自分たち理解できる範囲の中に、
 イエスを押しこんでしまったのです。(p78)


・教会はキリスト教を広めるために、
 古代ギリシアのエロ話などを使いだし、
 あげくの果てには、「聖母マリアは処女で妊娠した
 などと言いだしました。
 処女が妊娠するわけがないでしょうが。(p86)


・僧侶たちは、「あの世」「最後の審判」
 「霊魂の不死」といった大ウソを武器にして、
 支配者となったのです。
 今では誰もがそのことを知っているはずです(p91)


・罪を許すために犠牲になるなんて発想は
 イエスにはありません。
 イエスは神と人間との隔絶を認めなかったからです。
 イエスは神と人間の一体化を、
 教えとして生き抜いた人なのです。(p99)


・十字軍の目標は金品を収奪することです。
 東方の国はリッチでしたからね。
 遠慮せずに言わせてもらうと、
 十字軍とは、高級な海賊にすぎないのです(p165)


キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)
フリードリッヒ・ニーチェ
講談社
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)



■著者紹介・・・フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

 1844年、ドイツ生まれ。1900年没。
 哲学者、古典文献学者。


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