「人間・本田宗一郎の素顔」原田 一男

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人間・本田宗一郎の素顔―モノづくり日本の原点
原田 一男
ごま書房
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【私の評価】★★★☆☆(71点)


■本田宗一郎の秘書を長年務めた
 原田一男さんの一冊です。


 本田宗一郎の本は数多くありますが、
 その仕事ぶりは、やはり一緒に仕事をした人、
 近くで見た人でなくてはわからないものでしょう。


■本田宗一郎は、職場では、工場、設計室と歩きまわり、
 疑問があれば、設計者と議論し、
 製造がよくなければ、ハンマーを持って
 叱ったということです。


 「真剣勝負」


 この言葉がぴったり合うような
 職場だったようです。


・研究所では、真剣勝負そのものでした。・・・
 ちょっとでも不審な点を見つけると、
 すぐに説明を求めます・・・
 上司を呼び出し、一時間も二時間も
 激論をかわすのです(p61)


■とにかくやってみろ。
 自分の考えを持って。
 できるまでやるからできるんだ。


 そうでなければ、「バカヤロー」と
 ハンマーが飛んでくる。


 本田技研の社員は、
 そうした環境で鍛えられたのです。


 働く本田宗一郎さんの雰囲気が伝わってきました。


 原田さん、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・本田さんに「おまえ、どう思う」と聞かれ、
 「一般的にはこうですが・・・」などと答えると、
 「バカヤロー!」と叱責が飛びました。
 本田さんにとって、
 固定観念や常識など聞きたくないのです。(p51)


・仕事の前には愛情もクソもない。
 こんな仕事をしていたのでは
 いい製品はできないと思い、
 それで君たちを怒鳴らずには
 いられなかった(本田宗一郎)(p148)


・国民は一生懸命お金を稼ぎ、税金を払ってきたのに、
 政府がかたっぱしから使って、それで損をしたら、
 今度は国民にその損をかぶれというのはおかしい。
 わたしはもうカンカンになって怒っている。
 私は、もう働かない
 (本田宗一郎:行革推進全国フォーラムで)(p172)


人間・本田宗一郎の素顔―モノづくり日本の原点
原田 一男
ごま書房
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おすすめ度の平均: 5.0
5 本田宗一郎氏に書かれた本の中で一番心に響きました

【私の評価】★★★☆☆(71点)



■著者紹介・・・原田 一男(はらだ かずお)

 1918年生まれ。
 1953年本田技研工業に入社。
 秘書として雑務をこなす。
 1973年本田氏社長引退と同時に本田家執事となる。


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