「私が一番受けたいココロの授業」比田井 和孝、比田井 美恵
2008/08/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(96点)
■この本は、長野県のふつうの専門学校で行われている
「就職対策授業」です。
しかし、その内容がすごい。
最初に、( 自分の人生における役割 )を
持ちましょうという話が出てくるのです。
そしてさらに、その役割を知るためには、
「あいさつ・掃除・素直」を極めましょうというのです。
(これは深い!)
■さらに、人生で大切なことを伝えるための
エピソードがよく考えられています。
「使命」を教えるために、
吉田松陰が出てくる。
仕事の意味を考えるために、
ディズニーランドが出てくる。
与えることの大切さを知るために、
本田宗一郎が出てきます。
こうしたぴったりの感動エピソードを出せるということは、
膨大な本を読まれているはずです。
・吉田松陰がおしえたことは、結局その79人の若者達に、
「お前は何のために生まれてきたのか」
「お前の生まれてきた役割は何か」
ということを教えてあげた・・・(p14)
■自分の役割、感謝の大切さ、「口にだして言えば叶う」
「与える者は与えられる」など
ぎゅーっと大切なことを凝縮しています。
この本を読んだら、だれでも、
「自分も学生時代に、こんな授業を受けたかった」
と思うでしょう。
DVDも作って、全国の小学校、中学校、高校の
授業で見せるべき内容だと感じました。
学校を卒業してしまった人は、自分でお金を払って
読んでください。★5つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・朝起きたら、玄関の掃除、鳥のエサくれ、布団干し・・・
そういうことを真剣にやりなさい。
絶対に手を抜かないで、とにかく真剣にやりなさい。
そうしたら、いつか自分の役割が必ずわかる。」(p15)
・「ありがとう」と言えば、
「ありがとう」の心が生まれる(p144)
・与えることで生まれ変わったN君(p184)
▼引用は、この本からです。
ごま書房
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最適の入門書。
素晴らしい
本当の『幸せ』の意味が分かりました。
本当の教育だと思う。
【私の評価】★★★★★(96点)
■著者経歴・・・比田井 和孝
上田情報ビジネス専門学校就職課主任。
形ばかりの就職指導ではなく、
人生を考えるための授業を展開。
■著者経歴・・・比田井 美恵
上田情報ビジネス専門学校教頭。
2年間会社勤務後、同校教師となる。
2006年よりメルマガ「私が一番受けたい授業」発行。
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お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
ボクが最近読んで、感動した本は『私が一番受けたい授業』です。
本のソムリエさんが5つ星をつけただけあるなと頷きながら、
読んでいました。
ディズニーの話や五日市さんの魔法の言葉のパートがとても参考になり、
それ以降、『ありがとう』と『感謝します』を
今まで以上に意識するようになり、
相手への慮りの心を意識するようにしています。
それを継続し、周りにパワーを与えられるステキな人に成長
できるように人生を楽しんでいこうと思います。
これからも本のソムリエさんのメルマガ、楽しみにしています。
頑張ってください(^^)
このメルマガで知り、読ませていただき、
大変感動しました。
当たり前のことを当たり前でない情熱でする。
自分にとって大事なことだと知らされます。
本との出会いが人生をかえる。
このメルマガのおかげと感謝しております。
与えることを徹しておられることに
とにかく感謝です。
本のソムリエさん、私のブログへの訪問ありがとう
ございました。
一日一冊うらやましいです。
しかも、書評まで書いておられるのですね。
時々、見せてもらって本探しの参考にさせて
もらいます。