「頭がよくなる朝15分学習法」ふくもとさわこ
2021/05/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
要約と感想レビュー
朝15分だけ朝食前に食卓で一緒に勉強する
小学生までの子どもに向けた勉強法です。なんと、朝15分だけ、朝食前に食卓で一緒に勉強するのが効果的だという。朝食前に食卓で勉強するので、必ず習慣化できるのがポイントです。勉強しないと朝食を食べられないので、勉強するしかありません。
そして食卓で勉強するから家族と一緒に勉強することができるので、家族との絆が深まる効果もあるという。たった15分だから、ハードルが低いのも好印象です。そして、学習が終わったら、「よく頑張ったね!」と誉めましょう。
15分で十分です。場所は「食卓」であるのがポイント。勉強の習慣ができるまでは、親が近くで見守ることが必要(p16)
朝の時間で習慣化する
よく考えれば、私も毎朝、1時間かけてメールマガジンを執筆して、通勤時間1時間かけて読書をしています。言い換えれば、私は朝1時間学習法を20年間続けてきたわけです。子どもと一緒にやれば、一石二鳥です。
朝の時間だと、頭もフレッシュで集中することができます。15分くらいなら子どもでもできるでしょう。子どもの頃から、毎朝勉強する習慣をつけたら、学校の勉強程度なら間違いなくできるようになるはずです。
「朝ご飯を食べる前」と決めると、習慣化しやすくなる(p45)
早く寝る習慣が大切
朝の勉強を習慣化するためには、夕食、お風呂、就寝といった生活習慣を固定化することがポイントだという。朝の勉強時間を確保するために早寝早起きを習慣化しなくてはならなくなるのです。朝学習を始めるということは、子どもを早く寝かしつけるということなのです。夕食、お風呂、就寝時間も固定して、子どもに生活リズムが定着し、自然に早起きができるようにしましょう。
勉強するだけで良い生活習慣が得られるのですから、一石二鳥ですね。ふくもとさわこさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・声に出して読む・・声に出すと集中しやすくなり、記憶に残りやすくなるという効果があります(p26)
・予定していた学習量がたとえ10分で終わったとしても、「ならばあと5分で、もう1枚プリントをやろうか」などと言わないこと(p51)
・絵本・・・0~2歳であれば子どもが興味を持てる「絵」かどうかが大事(p114)
・小学校低学年までは文法を教え込まない・・・小学校の低学年までは、子どもは英語を感覚で覚えます(p175)
【私の評価】★★★★★(91点)
目次
第1章 「朝15分学習法」の効果
第2章 なぜ「毎朝15分」なのか
第3章 朝学習で親も楽になる
第4章 朝学習を続けるコツ
第5章 年代別・早起き学習法
第6章 教科別・学習能力の育て方
著者経歴
ふくもとさわこ・・・1969年姫路生まれ。神戸女学院大学卒業後は金融機関に勤務し、結婚を機に専業主婦に。我が子が小学生になり子育ての手が離れたタイミングで、0歳からの大手学習塾チェーンを開校。指導生徒数のべ65000人以上。どの子も賢くなると評判となる。直近の6年間だけでも、卒業生は東大3名、京大2名ほか、国公立、早慶、MARCH,関関同立など多数。
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