「論語の活学」安岡 正篤

論語の活学―人間学講話

(評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です。)74点


●学校で論語は学びましたが、世の中に出てから読む論語は一味違います。
 そして、どうせ読むなら一流の人の読み方を学びたい。


 ・悪党の手にかかるというのは、善人ではあるが愚かだということになる。
  (p95)


●「一灯照隅・万灯照国※」を提唱した安岡正篤という人の解釈は興味深い
 ものです。四十になる前に、一度、論語というものを見直してみてはどう
 でしょうか。


 ・人間の四十歳というのは、人間がその人間なりになるものになる年で
  ある。(p32)


※「一灯照隅・万灯照国」
   「賢は賢なりに、愚は愚なりに、一つことを何十年と継続していけば、
   必ずものになるものだ。別に偉い人になる必要はないではないか。
   社会のどこにあっても、その立場立場においてなくてはならない人に
   なる。その仕事を通じて世のため人のため貢献する。そういう生き方を
   考えなければならない。」


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・役人は手っ取り早く仕事をしたがる。なにか巧い手がないかと狡猾
  な策を考える傾向がある。(p227)


 ・自然と人間を一貫する絶対性「天命」を知らないと、本当の人間には
  なれない。<命を知らずんば以って君子たる無きなり。>
  (堯曰(ぎょうえつ)第二十)(p157)


 ・どうも教団をつくってだんだん勢力ができてくると、俗世間の権力・
  支配の欲望を持つようになるものらしい。そうして争い、競争になって
  必ず失敗する。(p178)


論語の活学―人間学講話
安岡 正篤
プレジデント社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 自信が湧く本

(評価:★★★☆☆:社会人として読むべき一冊です。)74点


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