「わが友　本田宗一郎」井深大

【私の評価】★★★★☆（83点）

私は組織というのは反対で、組織は仕事の邪魔をするものである、というのが私の考え方です。まず仕事が最初にきて、その仕事を誰にさせたらいいのか、ということで決まるんです。組織があってやるのは役所仕事ですよ（井深）（ｐ180）

●お役所的な会社では、
　固定された組織があって、
　職級によって順番に人を
　その役職に当てはめていくのだという。

　これが年功序列の職級制度と
　組み合わせられると、能力とは関係なく
　職級だけで人事が行われることになります。

　結果して、無能な人が重要な役職に
　就いてしまうという結果になり、
　これこそお役所たるゆえんなのでしょう。

●では、自分が今いる会社が
　「組織があって人を配置する」会社だとしたら
　どうすればよいのでしょうか。

　私にはわかりません。

　安定しているときは
　それでも何とかなると思いますが、
　危機にあっては大丈夫なのでしょうか。

●日本では、能力のある人を参謀として
　トップを補佐させるという形でこれを
　乗り切ってきたようです。

　もっと良いこういう方法がある！と
　ご意見のある方は
　教えていただきたいと思います。

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【私の評価】★★★★☆（83点）

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