「100% すべての夢を叶えてくれる・・・たったひとつの原則」ジェームス・スキナー
2021/11/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
「100% すべての夢を叶えてくれる・・・たったひとつの原則」というタイトルの意味は、今の自分の100%を出すということです。原因と結果の法則とか、引き寄せの法則とか言われていることと同様に、原因があるから結果があるわけで、自分の100%で良い結果を生むであろう原因を作ろうということです。
この世の中は自分がやったことの結果を自分が受け取るようになっています。勉強しなければ、成績が落ちるし、たくさん食べれば、太るし、仕事をしなければ、収入は減るのです。人の能力には差がありますが、気にすることはありません。自分のできる範囲で、やれることをやりきることが大事なのです。
・自分の今のベストを尽くすことだ・・・自分の個性を100%出そう!(p330)
この本の内容に説得力があるのは、ジェームス自身が、これまで100%出し続けてきたからでしょう。ジェームスはセミナーで日本語で何時間でも話し続けます。アメリカ人であるジェームスが、どれだけ日本語を勉強したのか、想像できません。
毎年「成功の9ステップ」セミナーを開催し、アプリ制作会社や投資会社にも関わっていたようです。ジェームスはがっつり稼いで、両親のために家を買ったりしたり、世界を旅したり、サーフィンやスノーボードを楽しんでいるのです。
・好きなことをすべてやって、ほしい結果をひとつも手に入れないという生き方と、必要なことをすべてやって、ほしい結果をすべて手に入れるという生き方(p59)
いつもと同じ生活をしていれば、同じ結果を生むというのは当然のことです。年収300万円の人が普通に暮らしていて年収3000万円になるはずがないのです。そうしたいつもの生活から一歩踏み出すことを、推奨する一冊でした。
ジェームス自身も、成功者の真似をすることで成功してきました。私たちにも同じようにできるよ、と励まし、モチベーションを上げてくれるのがジェームスの得意なところなのでしょう。行動なくして結果なし、は当然のことであり、基本を教えてくれる良書だと思います。
スキナーさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・原因をつくっておかなければ、結果が出ない・・・自らが選択した結果なのだ(p50)
・人間関係はもらう場所ではなく、与える場所である・・・愛の原因をつくれば、愛という結果が生まれる(p207)
・自分の限界を超えてチャレンジしたことは、何回あるだろうか?(p145)
・80%で8時間練習するくらいだったら、100%で10分間練習したほうがいい(p294)
・幸せを得る人は、愛と冒険をしている人だ(p122)
・忘れられない思い出をいくつつくっているだろうか(p145)
・カルト教団の洗脳を受けている人がいると、その洗脳を解き放つ最も簡単な方法は、その教団のルールや戒律をひとつでも破ってもらうことだ(p110)
▼引用は、この本からです
ジェームス・スキナー、サンマーク出版
【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
第1部:人生の選択
第2部:愛と冒険への道
第3部:成功者の時間管理
第4部:100%の法
第5部:俺は生きたのだ、どうだ!
著者経歴
ジェームス・スキナー(James Skinner) ・・・ 1964年、アメリカ合衆国生まれ。アメリカ国務省、財団法人日本生産性本部の経営コンサルタント、フランクリン・コヴィー・ジャパン会長、2000億円の資産を運用するヘッジ・ファンドの会長、経済評論家の経歴をもつ。著作は合計230万部以上。コンサルティングやコーチングの技術を使ったジェームスが教える「成功の9ステップ」のライブセミナーは日本一の人気を誇る。
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