「寝ながら稼ぐ121の方法」ジェームス・スキナー
2017/09/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
「成功の9ステップ」セミナーでガッチリ稼いでいるスキナーさんの一冊です。他にもヘッジファンドを海外で立ち上げて、事業収入を得ているらしい。
普通の人がまず考える収入はサラリーマンや、パートとして働くことでしょう。そうした給与収入以外にも収入を得る方法があるよ!と気付かせてくれる一冊になっています。
・金融業界は何のために存在しているのか?それは手数料を徴収するためだ!(p154)
有名なところでは400万枚以上売れた「およげ!たいやきくん」を歌った子門真人が5万円しかもらっていなかったことでしょう。レコード1枚でいくらという歩合契約をしていなかったため、巨額の印税収入が得られなかったのです。
ビジネスの世界でも、同じことをやっても契約形態によって収入が変わるのです。お金持ちが目指すのは、金を生む資産、継続的な収入を生む権利、安定したビジネス等を保有することなのです。
・16年前に書いた原稿に対しても、今もなお毎年印税の振込がある 一回働いて、何万回もの給料日(p14)
収入の源を考えるヒントになる一冊でした。まず、こうした収入があり得ると知ったうえで、自分ができないか、どうか考えるのです。
スキナーさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・メンバーになってもらう・・会費制だから、最初から来月の売上が読める・・スポーツクラブは、毎月の定期課金(p97)
・友人の一人がロールス・ロイスを購入したいと言い出した・・高級車レンタルの事業を立ち上げた(p224)
・売上のパーセンテージ、利益のパーセンテージ、増加した分のパーセンテージ、結果に応じた報酬はありがたい。そして、自分が辞めた後でも続く形となれば、本望である(p231)
・無料で利用できる検索用のソフトウエアを制作し、全世界のユーザーに提供し、みんなに使ってもらう。すると、検索結果と一緒に広告を表示できる(p293)
・富裕層が、お金を借りて、実体価値のある不動産や会社などの資産を買収する。次は、中央銀行や金融機関がマネーサプライを増やしながら、バブル経済を作りだす。値上がりしたところで、売買益で借金を返す。金融の引き締め政策に入り、バブルが弾ける。そして、また不動産などを安く購入できる(p216)
・就職先は、情熱・上司と同僚・何を学べるのかで選ぶべきである(p32)
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【私の評価】★★★★☆(83点)
目次
第1章:水を汲むより川を掘る
第2章:会社を辞める前に会社で稼ごう!
第3章:お金がお金を生む
第4章:慢性的黒字を生み出す会社の作り方
第5章:株式市場は資産形成を加速させる
第6章:お金持ちはみんな不動産を持っている
第7章:持ち物のすべてが現金の源
第8章:印税生活への道
第9章:広告塔になろう!
第10章:SNSとインターネットの時代
第11章:忍者が儲かるその理由
第12章:ネットワーク・マーケティングが嫌なもの? 最高のもの?
第13章:世界に広がるフランチャイズとライセンス契約
第14章:迷惑をこうむってなんぼ
第15章:金融業界の天才たちが考えた
第16章:世界を美しくしていこう!
第17章:政府の甘い汁を吸う
第18章:保険をかける
第19章:121の方法
第20章:早速始めよう!
著者経歴
ジェームス・スキナー (James Skinner) ・・・1964年、アメリカ合衆国生まれ。現在、世界を旅しながら生活を送っている。アメリカ国務省、財団法人日本生産性本部の経営コンサルタント、フランクリン・コヴィー・ジャパン会長、2000億円の資産を運用するヘッジ・ファンドの会長、多くのテレビ番組を盛り上げる経済評論家の経歴をもつ