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【書評】「斎藤一人 天とつながる「思考が現実になる法則」」柴村 恵美子

2021/02/22公開 更新
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「斎藤一人 天とつながる「思考が現実になる法則」」柴村 恵美子


【私の評価】★★★★☆(82点)


要約と感想レビュー


思考は現実化する

あらゆる成功法則をマスターしている斎藤一人さんの一番弟子が教える「思考は現実化する」です。


まず、良い言葉を使うこと。そして常に上機嫌でいること。その良い波動が、良いことを自分に引き寄せるのです。特に商売人にとってはお金は人が持ってくるのですから、良い人を引き寄せる人間にならなくてはならないのです。


そのためには、「上機嫌でいる」ことが大切です。不機嫌でいると、その不機嫌と同じ波動のものとつながり、悪いことを引き寄せるからです。


一人さんと出会って、私の使う"言葉"が変わりました。使う言葉が代わると、起こる"現象"が変わります(p39)

「心配」「不安」対策

面白いのは斎藤一人さんが「心配」「不安」対策を重視していることでしょう。人は自分を守るために自然と「心配」「不安」になるようになっています。戦争や飢饉がある時代なら「心配」「不安」は自分を守ってくれる大事な本能です。


一方、より安全になった現代社会では余計な「心配」「不安」を減らして、必要な行動を増やすことが成功への近道なのだ、ということです。


だから「不安」があるときは、「大丈夫です」「すべてはうまくいっている」とつぶやいてみるのがいいという。また、「不安」や「心配」「恐れ」を感じたら、「このドキドキがいいんだ」とつぶやくのもいいという。


心配や不安になること自体は、悪いことではありません。これはいわば、人間の防衛本能なのです・・でも、過度に心配したり、不安を感じるのは良くありません(p144)

成功のための環境を作る

人はそれほど差があるわけではなく、うまくいっている人も不安でうまくいっていない人も不安なのだ、と思いました。そうした自分の防衛本能をうまく調整してあげて、成功のための環境を作ることが大事だと感じました。


イヤな人物から逃げられないときは、神様が与えた試練と考えたり、占い師に変なことを言われても「そんなことはない」「大丈夫」と自分を鼓舞する。


そんなちょっとした心の差が、運命を変えるのではないでしょうか。柴村さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・恵美ちゃんはすごく働き者だね。だから、事業家向きだよ(p79)


・1日に10回、「自分をもっと、ゆるします」と言う(p100)


・忍耐力は、嫌いなことより好きなことを続けたほうが身につく・・人にはやはり「向き・不向き」があるのです(p105)


・人生とは、自分の「楽しさ」を見つける旅路(p114)


・水も100度になると沸騰しますが、そこから1度でも下がれば沸騰しません。それと同じで、心配になったら、その気持ちを少しでも和らげてあげれば病気にもならない(p154)


・一人さんから聞いた話ですが、人は死んだときに神様から二つのことを聞かれるのだそうです。それは、「あなたはこの人生を楽しみましたか?」ということと、「まわりの人にやさしくしましたか?」ということです(p186)


▼引用は、この本からです
「斎藤一人 天とつながる「思考が現実になる法則」」柴村 恵美子
柴村 恵美子、PHP研究所


【私の評価】★★★★☆(82点)


目次

第1章 日々使っている言葉があなたの人生を決める
第2章 人生は、必ずあなたのイメージ通りになる
第3章 あなたの思考が現実化しない本当の理由
第4章 天とつながる「上機嫌思考」で人生を豊かに生きる



著者経歴

柴村恵美子(しばむら えみこ)・・・斎藤一人さんの一番弟子。『銀座まるかん』柴村グループ代表。北海道生まれ。18歳のとき指圧の専門学校で、斎藤一人さんと出会い、一番弟子としてまるかんの仕事をスタート。以来、東京や大阪をはじめとする、13都道府県のエリアを任され、統括する。


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