「フランスの悪魔に学んだ3秒仕事術」本谷 浩一郎

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フランスの悪魔に学んだ3秒仕事術

【私の評価】★★★★☆(83点)


■フランスのスーパーマーケット
 カルフールや外資系不動産ファンド会社などで
 経験を積んだ著者が教える外資の仕事術です。


 やはり外資と日本で違うのは
 価値観でしょう。


 外資では強い交渉者を
 悪魔(デビル)と表現して、
 畏怖しているという。


 つまり、強い交渉できる人が
 敬意を払われるということです。


・価値観が違う・・・
 「強い交渉をすることで、
 逆に敬意を払われる存在になる」
 という価値観と、「長い付き合いがあってこそ、
 お互いにムリを言い合える」
 という経験からくる価値観(p132)


■面白いところでは、
 外資でも何かをしようとすると
 邪魔する人がいるということです。


 「それはどういう意味があるのですか」
 「ほんとうに効果があるのですか」
 などと自分の感覚で反対する人です。


 どこでもそうした人は
 一定数いるのですね。


 そうした人に対しては、
 相手の話はしっかり聞きつつ、
 合理的でない部分は決して折れない
 ということが大切とのこと。


 一度不合理を受け入れると、
 相手も調子に乗ってしまうからです。


・理不尽な態度や口撃・・・
 「配慮が足りない発言ですね」・・
 「それでは皆のためにまりませんね」
 「あなたにはついていけません」・・・
 1話を聞く 2対話する 3決着する・・・
 肯定すべきは肯定し、理不尽な部分は絶対に折れない・・
 「必ずやり切る」ということを表明する(p206)


■外資はトップダウンが多いので、
 スピードがあるように
 感じました。


 日本のように下から調整していくと
 どうしても邪魔する人、
 時間稼ぎをする人がいるからです。


 ある程度フランスにも
 学ぶべきだと思いました。


 本谷さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・上司のフランス人は、
 代金のほとんどを工事前どころか
 「店舗が開店して1週間経過後に支払う」
 という常識外の条件を提示したのです・・・
 交渉がまとまり、行政の担当者が、
 「あなたは最高の交渉者だ」と
 言ったのに対し、フランス人は、
 「私たちはチームだ。これからもベストの
 プロジェクトを目指して一緒に頑張りましょう」
 と返しました(p16)


・「彼はうちのベストマネジャーだから、
 まったく心配しなくていい」
 アメリカ人トップは
 そう言ってのけました(p49)


・説得力、交渉力のある話し手は
 決め台詞のあと、じっと
 相手の目を見つめ伝えます(p73)


・多くのプロジェクトマネージャーは、
 質・量ともに80%の完成度を目指し、
 全体で64%(80%×80%)の確信が持てたら
 GOサインを出しています・・・
 しかし、力のあるプロジェクトマネージャーは
 もっと早く動き始めます・・・
 もっとも重要な36%(60%×60%)を
 確信した時点でプロジェクトをスタートし、
 経験と勘と度胸で、残りの64%を
 コントロールします(p225)


・MC(ミーティング・コントローラー)は、
 ブラック質問で個々のスケジュールを
 厳しくチェックする必要があります。
 しかしブラック質問は本音に迫るには
 効果的な手法ですが、人間関係を
 壊してしまうことがあります(p195)


・課題の解決策・・・
 「一緒に(With me)考えてみよう・・・
 周りの状況(人、物、ルール)を、
 一緒によく観察してみましょう・・
 情報を集めます。過去に似たような課題がなかったか、
 解決した事例はないか・・(p173)


・セミナーやプレゼンの上手な人たちの「ツカミ」・・・
 「WE」「YOU」で始まるフレーズ・・
 「・・私たち(WE)は、よく・・
 「・・皆さん(YOU)は、・・・(p90)


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■目次

第1章 3秒交渉術
第2章 3秒プレゼン術
第3章 3秒発想術
第4章 3秒会議術



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