「なぜリーダーはウソをつくのか - 国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」」ジョン・J.ミアシャイマー

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なぜリーダーはウソをつくのか - 国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」 (中公文庫)

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■誰でも知っていると思いますが、
 国際社会は、嘘だらけです。


 ウソがまかり通り、
 軍事力だけが頼り。


■もちろんできれば倫理的な
 対応をするのは正しいことです。


 ただ、その正しいことが
 通用するわけでもないのです。


 ジョンさん
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・フランクリン・ルーズベルト大統領は、
 アメリカ国民に対して1941年8月に米軍艦
 「グリア」がドイツに攻撃されたと
 ウソをついた(p32)


・イスラエルは、1960年代に初期段階にあった
 核開発計画について、
 アメリカにウソをついている(p63)


・ヒトラーはズデーテン地方をドイツに組み入れることが
 「ヨーロッパにおける私の最後の領土的望みである」
 という大胆な主張を行ったのである。・・
 明らかにウソだったのだ(p65)


・第二次大戦最後の年の、日本とソ連・・
 この二国は、第二次大戦のほとんどの期間を
 通じて中立条約を結んでいたが、
 1945年2月のヤルタ会談において、
 スターリンはチャーチルとルーズヴェルトに
 向かって「ソ連赤軍はナチス・ドイツが敗北してから
 三ヶ月以内に日本を攻撃する」と約束した(p65)


・ギリシャ・・は、自分たちの債務を隠して
 ユーロ圏に加入した(p76)


・ホロコーストの蛮行の責任をSSに押しつけ、
 そのなかでも特定の人物たちだけが悪かったという
 記述したものが多かった・・ドイツ国防軍も
 第二次大戦におけるドイツの大量殺人の任務の
 一翼を担っていた(p124)


・思い出さなければならないのは、
 アメリカが第二次大戦の最後の五カ月間に、
 90万人にも及ぶ日本の一般市民を意図的に
 (空爆で)殺していることだ(p132)


・イギリス空軍の爆撃機軍団は1942年の春から
 長期にわたる空域空爆作戦を開始したが、
 これによってドイツの多くの一般市民を
 ころすことになるのは確実であり、
 彼らもよくわかっていた・・
 その攻撃は「軍事施設だけを狙ったものである」 
 とウソをついている(p135)


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ジョン・J.ミアシャイマー
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■目次

第1章 「ウソをつく」とはどういうことか
第2章 国際政治で使われるウソの種類
第3章 国家間のウソ
第4章 恐怖の煽動
第5章 戦略的隠蔽
第6章 ナショナリスト的な神話
第7章 リベラル的なウソ
第8章 国際政治で使われるウソの難点
第9章 結論



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