「折れない自信をつくるシンプルな習慣」心屋仁之助
2017/12/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
自信を持つためのコツ
心屋仁之助さんは、性格リフォーム心理カウンセラーです。つまり、オドオド自信のない人を普通の人にするカウンセラー。自信を持つためのコツは、ありのままの自分を信じることが必要です。ところが、普通の人は、試験の成績が悪かったり、人から否定されると落ち込みます。本来は、ありのままの自分はOKで、試験は勉強すればいいし、否定されたところは改善すればいいのです。
多くの人が、他人から評価されるために努力しています。人から否定され、人からイジメられると落ち込む人がいる。自殺してしまう人までいる。特に親や先生から褒められたり、否定されたりするうちに、他人の評価を絶対視してしまう人が多いのです。「自信がない」人は、「他人から」いいと言ってもらわないと、いいと思えないのでしょう。
学校って、ある意味、たくさん「比べられる」「否定される」場所でもあるんです。そのとき、・・「自分自身そのものを否定された」ように、大きく受け取ってしまうから、自信を失ってしまうんです(p53)
自分ファーストでいい
やはり、試験の点数と、自分の人間としての点数は別であるということを、知るべきなのでしょう。周りの人が試験の点数に右往左往するとしても、それはあくまでも試験の点数だと考えるべきなのです。
関西のおばちゃんになれ!ということだと思いました。自分ファーストでいいのです。どんなことでもマイペース。他人の評価など関係ねえ。自分の人生だから、マイペースで自分ファーストで問題ないのです。そうした考え方が強い人を作るのでしょう。
「ありのままの自分」「素のままの自分」を信じることで自信がつくのです・・これが、「折れない自信」です(p7)
自己肯定感をいかに持つのか
欧米ではマインドセットと呼ばれているもののように感じました。いわゆる自己肯定感をいかに持つのか。大事なことだと思います。
著者が言うように、「自分は素晴らしい人間だという根拠」もないだろうし、「自分は素晴らしくない人間だという根拠」も、実はあんまりないわけですから、自分を素晴らしい人間だと思ったほうが楽しいでのはないでしょうか。心屋さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「どうせ、なんとかなる」と信じてみてください(p120)
・うまくいかない出来事やアクシデントは、「考え方や価値観のクセを直すチャンスだよ」と教えてくれているのです(p139)
・攻撃を受けることもあるでしょう・・自分らしく生きることは、そんなふうに、自分らしく生きていない人を刺激することもあります(p144)
朝日新聞出版 (2014-04-11)
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【私の評価】★★★★☆(83点)
目次
1章 「折れる自信」と「折れない自信」
2章 いつもなんだか「自信がない・・・」という場合
3章 自信がついたはずなのに、うまくいかないとき
4章 へこんで、落ち込んだときの処方箋
5章 ゆっくりでいい、自信を育てる
6章 自分を信じて生きるために大切なこと
著者経歴
心屋仁之助(こころや じんのすけ)・・・兵庫県生まれ。性格リフォーム心理カウンセラー。大学卒業後、大手物流企業に就職、現場営業を経て、営業企画部門の管理職となる。19年間勤めた後、自身の問題解決を通じて心理療法と出合い、心理カウンセラーとして起業。京都を中心に心理療法・NLPを取り入れたセラピーを行う。自ら性格を改善した体験から「性格改善」を専門とする。
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