【私の評価】★★★★☆(80点)
■厳しい職場環境からうつになり、
独立したものの経済的にも、
精神的にも不安定になり家庭が崩壊。
そうした中で、
仏教の修行をしているMさんの
助言により立ち直った
大喜多さんの一冊です。
最初の一歩は陰徳を積む、つまり、
他人のセミナーのお手伝いを
することから始めたとのこと。
・今あるものに感謝すれば、
お金に振り回されることは
なくなります(p38)
■"人はそもそも愚かな存在です"
という言葉が印象的でした。
愚かな人同士で、
いかに生きていくのか
ということが難しいのでしょう。
まず、愚かであることを知り、
期待しない。
そう悟ったときに、
次の一歩が踏み出せるのだと
思いました。
・子どもが言うことを聞かない、
思いどおりにならないと嘆く前に・・
「子どもは自分の思いどおりになるはずだ」
という期待を手放してください(p123)
■仏教というものは、
歴史が長いだけあって
レベルが高いと思いました。
仏教も研究していきたい
と思います。
大喜多さん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・諸法実相・・
いいことも悪いことも含めて、
この世の中で遭遇する出来事には
すべてそれなりの存在理由がある(p5)
・楽をしすぎず、無理しすぎない(p59)
・蓮の花は与えられた環境に、けっして
文句を言うことはありません。
人間もまた、どんな環境であっても
ベストを尽くし、努力することで
大輪の花を咲かせることができるのです(p140)
・前後際断(ぜんごさいだん)・・
過去はどうあがいても変えられず、
未来がどうなるか恐れてもしかたがない。
とにかく"今"に最善を尽くすべきだ(p147)
・仏教には「和顔施(わがんせ)」
という布施があります。
これは、「相手を思いやる柔軟な
笑顔で人々に接すること」
を促す布施です(p157)
・シンガーラの教え(『善生経』)・・
4分の1で生活し(家計費・社会的支出)、
4分の2は自分の仕事に投資しなさい(運転資金)。
そして残りの4分の1を貯蓄しなさい(p36)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■目次
第1章 一生、お金に困らない方法
第2章 人生のトラブルを乗り越える方法
第3章 円滑な人間関係をつくる方法
第4章 家族と幸せに生きる方法
第5章 目に見えない幸運を引き寄せる方法
第6章 充実した人生を生きる方法