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「企画脳」秋元 康

2015/04/30公開 更新
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企画脳 (PHP文庫)


【私の評価】★★★★☆(87点)


要約と感想レビュー

 AKB48を企画した秋元さんの一冊。今では国内SKE48、NMB48、HKT48、NGT48・STU48、さらには海外にまでその手は広がっています。秋元さんの企画のコツは、「差別化」です。


 みんなが保守的なプレゼンをするようであれば、ちょっと冒険をする。皆が珍しいアイデアを出すなら、こちらは保守的に行く。皆と同じことをしない、ということですね。


・少しでも勝てる発想・企画をものにしようと思うのなら、人の眼は気にしないことだ。中途半端に好かれるよりは、むしろ、嫌われるほうがいい。(p39)


 そして、人間関係を重視しているところが、興味深いところです。結局、提案された企画を採用するのは人なのです。「秋元が言うなら、やってみよう」という信頼関係があるのかないのかが大切ということなのでしょう。


 高校生の頃から放送作家ですから、世の中がどう動くのか、いかに人間関係で企画が変わるのか、秋元さんはよく知っているのでしょう。


・「つきあい」や信頼関係なしに企画をごり押ししても、待っているのは自分が仕掛けた落とし穴だけである(p207)


 日頃から、秋元さんが自分が面白いと思うことを探していることがわかりました。私も日頃から良い本を探しています。そうすれば良いものを見つけることができるのです。


 秋元さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・どうやってコンペを勝ちすすんでいくか。そのときに必要とされているのが、オレはジャンケンが強いという「根拠のない自信」なのだ(p23)


・周りに媚びずに、自分のやりたいことだけをやればいい・・嫌われたくないと思っている間は、絶対に好かれることはないのだ。(p200)


・つきつめれば、人を動かすのは、職場内の立場の問題や、会社対会社の力関係ではない。大切なのは人と人の信頼関係であり、心のつながりがあるかどうか ということである(p224)


・「自分はわからん。わからないけど、お前がそこまで言うならやってみよう」そこに賭けてみるときに、意外なヒット企画が誕生するのである(p101)


・ずっと良運がつづいたら、その後には必ず悪運が待っている。・・・ジタバタはしても、悪運がきたことを怨んではいけない・・・「ただでは転ばないぞ」という覚悟が必要だ(p240)


企画脳 (PHP文庫)
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秋元 康
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【私の評価】★★★★☆(87点)



目次

第1章 企画・発想力をつける基礎体力術
第2章 抜群の切れ味を生む発想・企画術
第3章 「引き出し」と「裏切り」の企画術
第4章 相手に「YES」と言わせるプレゼンテーション術
第5章 感性と知性を磨きあげる勉強術
第6章 知的生活のための情報整理術
第7章 発想・企画のセンスを磨く恋愛術
第8章 信頼と人脈を広げる「つきあい」術
第9章 ツキを味方にする企画・発想術


著者紹介

 秋元康(あきもと やすし)・・・作詞家。高校時代から放送作家として『ザ・ベストテン』など数々の番組構成を手がける。1983年以降、作詞家として、美空ひばり『川の流れのように』をはじめ、中島美嘉『WILL』、EXILE『EXIT』ほか、数々のヒット曲を生む。2008年11月、ジェロ『海雪』にて第41回日本作詩大賞受賞。1991年、松坂慶子・緒形拳主演『グッバイ・ママ』で映画監督デビュー。企画・原作の映画に『着信アリ』シリーズ、『伝染歌』など。2005年4月、京都造形芸術大学教授、2007年4月、同大学副学長。TV番組の企画構成、新聞・雑誌の連載など、多岐にわたり活躍中。アイドルユニット"AKB48"と"SKE48"の総合プロデューサーも務める


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