「成功する社長が身につけている52の習慣」吉井 雅之
2013/12/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(87点)
要約と感想レビュー
会社は99%社長で決まると言われますが、人を元気にするコンサルタントに、成功している社長の特徴を教えてもらいましょう。まず、成功している社長は、未来の成功が見えているかのように行動するそうです。つまり、常に「あの人にできるのだから、私にもできる」素晴らしい未来を自ら創り出してしまうのです。
また、成功している社長は、本を読んでピンときたら、すぐにその著者に会いに行くという。すぐに自分で動いて確かめるのです。見方を変えれば、理想の自分を演じているともいえます。「即変身、即実行」を実践してみてはどうでしょうか。
・どう見ても困難な問題が目の前に現れたとしても、平気な顔で、「これでわが社も、また一段と成長するなあ」とおっしゃっています(p33)
そして成功している社長は、儲かるよりも、貢献できるか、を考えています。儲かるよりも、喜んでいただけるか、を考えるのです。儲かるよりも、社員がイキイキしているか、を考えている。成功する社長は、どうすればみんなに喜んでいただけるかひたすら考えているのです。
成功している社長は、コスト削減を考える暇があったら、いつもお客様と一緒に食事をして、お客様にどう喜んでいただけるのか、考えているのです。
・「どうやったら儲かるか?」ではなく、「どうやったら、他者への貢献ができるか?」(p103)
成功社長は、よいこと、自分を成長させることは、なんでもやる人のようです。本を読む。著者に会う。すぐにお礼の手紙を書く。気づいたら即実行。これが大事だと思いました。
成功する人の特徴がよくわかりました。吉井さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「やる気暗示」の魔法の言葉・・・君たちは、やればできる君たちを信じているよ(p67)
・子どもの頃、どう見ても、お母さんは苦労ばかりして幸せではないと感じて、母に聞いてみたことがあるの・・・毎日生かされて、健康で働くことができて、何よりあなたがいてくれる。幸せですよ(p86)
・反省とは、未来に向かってするもので、過去に向ってするものではありません(p127)
・"本気"の定義とは、
1 自分で決める
2 決めたことをやり続ける
3 やり続けていると、楽しくなってくる(p193)
同文館出版
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【私の評価】★★★★☆(87点)
目次
1章 「成幸習慣」を身につけよう
2章 成幸社長の受信習慣
3章 成幸社長の言語習慣
4章 成幸社長の思考習慣
5章 成幸社長の発信(行動)習慣
6章 成幸社長になるために
著者経歴
吉井雅之(よしい まさゆき)・・・No.1習慣形成コンサルタント。1958年神戸市生まれ。大手鉄鋼会社に就職。野球を辞めた27歳で退職。さまざまな自営業を行うも失敗。マイナス思考で生きてきた自分に嫌気がさし、100%諦めムードだったある日、「習慣がすべてを決めている」という言葉に出会い、もう一度だけやり直してみようと、ガソリンスタンドでアルバイトを始める。32歳にして自身の成長のため、数多くの能力開発セミナーに参加。その後、33歳で大手石油会社に入社。米国での研修を経て、エネルギー関連企業で教育を担当する。2005年「人生の成果を一人ひとりが創り出せるお手伝いを志事とする」コンサルティング会社、有限会社シンプルタスクを設立。以後、日本の大人を元気にする塾「喜働力塾」を札幌、東京、名古屋、大阪で開催
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