「新版 やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている―自動収入を永続化する9つの「思考」 」荒濱 一、高橋 学
2013/08/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
「「仕組み」を作った人が勝っている」シリーズの最新版です。5年前の本に現在の状況を加筆したものですが、仕組みでお金持ちになった人たちは、今どうなっているのでしょうか。
・セミリタイヤ気分を味わってみようと、会社を辞めて2週間ほど何もしないでいた時期があったのですが、これが心細いんですね(笑)。社会に自分の居場所がない感じがして。(午堂)(p128)
驚くのは、皆さん、仕組みを変化させ、新しい仕組みを立ち上げていることです。仕組みで稼ぐことを考え続けているのですから当然といえば当然ですが、工夫しだいで稼げるものなんですね。
脱帽でした。
・リアルビジネスで【分身】を作って自分がいなくても回るようにできるのなら、そちらのほうが盤石なんですよ(石田健)(p159)
こうした仕組みを作っている人がいるのだ、ということを知るだけでも価値があるのだと思いました。
どこにでも工夫の余地はある、ということです。荒濱さん、高橋さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・1 パート社員が、電話帳や見込み顧客リストに従って、電話をかける
2 その際、尋ねるのは基本的にただ1点。「DMを送っていいですか?」のみ。
3 送ってもいい、と了承してくれた人だけにDMを送る(p178)
・1つのサイトで大きな収益を得ようとせず、3万円、5万円といった額を毎月確実に稼ぎ出してくれるサイトを10個、20個、30個と増やしていく(p132)
・アフィリエイトは非常に魅力的ですが、リスクも大きいんですよ。検索エンジンのアルゴリズムを変えられてしまったら順位が一気に下がるといったことも起こり得る(石田健)・・(p158)
▼引用は下記の書籍からです。
光文社 (2013-06-12)
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【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
1 なぜ"「仕組み」思考"なのか?
2 「仕組み」所有者たちの思考に迫る
複製・他力・継続・分身・標準・法則・即行・論理・多面・
巻末付録 「仕組み」思考を具現化するためのチェックシート
著者経歴
荒濱 一(あらはま はじめ)・・・1971年生まれ。私立高校教諭として3年間勤務後、単身、タイ・バンコクに渡る。現地で日系の広告代理店に就職。バンコクで1年、インド・ニューデリーで1年勤務した後、帰国。1988年よりフリーライター。
高橋 学(たかはし まなぶ)・・・1969年生まれ。1994年からライター。雑誌、インターネットで執筆活動を行なっている。
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