「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」勝間 和代
2011/05/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
勝間 和代さんが教える仕事で使えるフレームワーク集です。MECEから3C、4つのP,PPM、SWAT、マトリックスなどビジネス書に書いてあるものです。
・論理的思考力を身につける・・・
3 日々、原因と結果を考えるときに「なぜ5回」を繰り返す
4 日常的に観察から仮説をつくる習慣をつける(p100)
こうした手法は実際に使ってみないと身につきませんが、その前に、存在そのものを知っておく必要がある。
そのために、このような本を読んで、基礎知識として知っておく必要があるのでしょう。
・どんなにいい考えを導いたとしても、その考えをどうやって現実に生かすかは訓練次第です(p44)
実際に私はこう使った!というものがあると、すごいな!と思うのですが、そこまで求めるのは酷でしょう。
勝間さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・短時間で適切な情報を集められる人が20%ぐらい、そのうち推論をしっかりと働かせる人が20%、最後にそこから行動につなげる人が20%くらい・・・20%×20%×20%=0.8%(p27)
・コンサルタント時代、しつこく「ゼロベースでものごとを考え直せ」といわれていましたが、それは視野を広く持つための前提です(p128)
・Substitute 代用してみたら?
Combine 結合してみたら?
Adapt 応用してみたら?
Modify 変更してみたら?
Put 置き換えてみたら?
Eliminate 減らしてみたら?
Reorder 逆転してみたら?(p136)
・言語力を身につける・・・読書の役割は、概念的なものを学ぶこと・・・とにかく話す時間、書く時間という物理的な時間を増やすということです(p249)
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
勝間和代(かつま かずよ)・・・1968年東京都生まれ。経済評論家、公認会計士。早稲田大学ファイナンスMBA。現在早稲田大学大学院商学部博士後期課程在学中。慶應義塾大学在学中から監査法人に勤め、アーサー・アンダーセン(公認会計士)、マッキンゼー(コンサルタント)、チェース銀行およびJPモルガン(ディーラー、証券アナリスト)を経て独立。三女の母。2005年ウォール・ストリート・ジャーナルから「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれる。
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