「激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ」坂口孝則

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激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ 10円缶コーヒーでもなぜ利益が出せるのか?

【私の評価】★★★★☆(80点)


■世の中のビジネスには
 儲けのカラクリがあります。


 ビジネスには、
 費用(固定費と変動費)があり、
 それらを売上で回収し、
 利益を上げるわけです。


 そうした構造を理解し、
 個別の業務を判断していくのが、
 経営者ということなのでしょう。


・26万円のノートパソコン・・・
 メーカーは家電量販店に18万円程度で卸す。
 その利益は一台当たりたったの1万5000円
 ほどにすぎない。しかも、それを販売する
 家電量販店は4500円程度しか儲からない(p29)


■この本では、ノートパソコン、
 ハンバーガー、ホテル、
 ディズニーランド、高級料理店、
 おにぎり、携帯の通信料、宝石、
 ブランドバック、マンションなどの
 利益構造を解説してくれます。


 実に面白い。


 いかに固定費
 回収していくのか。


 値段は?販売方法は?


 経営者として考えるべきことが、
 わかる一冊です。


 坂口さん、
 よい本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・アメリカのモノ好きに、日本のレコードを販売する・・・
 倒産したレコードショップに軽トラックで行っては、
 二束三文でレコードを買い集め、それを写真に取って
 eBayに載せる(p23)


・キロ当たり1000円の食肉を考えてみる・・・
 マイナス25℃ほどで、ちゃんとした冷凍を施していれば、
 1年は食用として耐えうる・・・消費期限が
 迫ってくるに従って、どんどん安くなっていく(p49)


・なぜ一部のIT企業の社長たちは、
 自分の顔を必要以上に社会に売っていたのだろうか。
 IT企業は、固定費型のビジネスで、それはサーバーや
 人件費などが占める。とすれば、それを賄うためには、
 早く売上を伸ばし損益分岐点を突破し利益を創出する
 ことが必要で、自分たちのポータルサイトに人々を
 誘導することが第一となる(p81)


・「マンション経営」を勧めてくる業者・・・
 他者に勧めたいほどの「絶対儲かる商品」であれば、
 なぜ自社で運用しないのだ、という健全な疑問くらいは
 持つようにしたい。(p134)


・私の知っている企業では、社員が乾電池を捨てたときに、
 その残量をチェッカーで調べて、規定以上残っている場合は、
 その社員の名前を公表・・・「それであれば、
 社員のゴミも調べて、使えるものがないかチェック
 したらどうでしょうか」と皮肉を申し上げたところ
 「いや、それはもうやっています」と聞かされた(p219)


【私の評価】★★★★☆(80点)



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