【私の評価】★★★☆☆(70点)
■JALの復活に
努力する稲盛さんの一冊です。
稲盛さんの考えは、
人生とは成功と失敗の繰り返し。
成功さえ、神の試練である、
としています。
・成功した結果、地位に驕り、名声に酔い、
財に溺れ、努力を怠るようになっていくのか、
それとも成功を糧に、さらに気高い目標を掲げ、
謙虚に努力を重ねていくのか・・・
天は成功という「試練」を人に与えることによって、
その人を試しているのです(p12)
■稲盛さんくらいになると、
成功するのが当たり前。
しかし、その当たり前のときに、
常に反省し、
成長できるのか。
そこがまた、
人間のレベルの差となるのでしょう。
稲盛さん、
よい本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・もちろん、あの世には地獄も極楽もある。
もっとも、お前が思っているほどの違いはない。
外見上は地獄と極楽はまったく同じだ。
違っているのは、そこに住んでいる人の心だけなんだよ。
地獄には自分のことしか考えない利己的な人が住んでおり、
極楽には思いやりにあふれた利他の心を持っている人が
住んでいる(p17)
・優れた能力を持った人たちをしても
逡巡してしまうような困難なプロジェクトを、
純粋な「思い」を持ち、強く実現を願い続けている
人がためらいもなく進める。周囲はいかに難しい
かを知っているので、「いまに失敗するだろう」と
見ていると、意外なことに難なく成功させてしまう。
(p49)
・西郷隆盛は、成功するためにも、
さらにはその成功を持続するためにも、
常に謙虚でなければならにと
説いています(p72)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
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