「老いの才覚」曽野 綾子

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老いの才覚 (ベスト新書)

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■「国家の品格」という本がありましたが、
 この本は、「老人の品格
 といった内容の本でした。


 「今の老人はだらしながいぞ!」
 と、曽野さんは言いたいようです。


 そして同時に、
 曽野さんは、老人を叱咤激励しているようですが、
 実は、日本人そのものを
 叱咤激励しているように感じました。


・若くても、他者への配慮がなくなったら、
 それが老人なんですよ。電車の中で足を出して座ったり、
 眠りこけている人は二十歳でも老人です。(p130)


■人間は、
 自立しなくてはなりません。


 若者でも、
 ビジネスマンでも、
 老人でも、
 何かをして、
 社会に貢献することが、
 基本的に大切なことなのでしょう。


・自立は経済から始まる、と言っていい。
 振り返れば、ひと昔前までは、人は死ぬまで
 働くのが当たり前でした(p57)


■もし、年金をもらっている老人の半分が、
 曽野さんのようにバリバリ自立して、
 年金なんていらないよ!と
 言ってくれれば、
 日本の財政破綻はちょっとだけ
 先延ばしできるかもしれません。


 曽野さん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私が老化度をはかる目安としているのが、
 「くれない指数」です。
 世間には、友だちが「してくれない」、
 配偶者が「してくれない」、娘や息子や兄弟や従兄弟が
 「しれくれない」と終始口にしている人がいます(p13)


・よく「日本は経済大国なのに、どうして豊かさを
 感じられないのだろうか」と言われますが、答えは簡単です。
 貧しさをしらないから豊かさがわからないのです。(p21)


・老人は、もう少し自ら遠慮すべきだと思います。・・・
 高齢者がまず受ける権利を放棄したほうがいい。(p44)


・料理、掃除、選択、日常生活の営みを
 人任せにしない(p67)


・私なんか、かなり前から義理を欠いています。
 大切なのは生きている間だと思っていますから、
 お葬式は時々失礼します。生きているうちなら
 見舞いに行くのも大切なことかもしれない。(p101)


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曽野 綾子
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)



■著者紹介・・・曽野 綾子(その あやこ)

 1931年生まれ。作家。


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