「人間の分際」曽野 綾子

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人間の分際 (幻冬舎新書)

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■作家の曽野さんは、

 「やればできる

 と聞いて、

 「それはウソだ。私は騙されないぞ!」

 と思ったという。


 人には限界というものがあって、

 「やってもできない

 ものもあるということです。


 私には、
 どちらも正しいように聞こえます。


・褒められてもけなされても
 人間性に変わりはない(p82)


■曽野さんは、
 自分の道を行くタイプなので、
 敵も多かったようです。


 生きていると
 いろいろ言ってくる人がいます。


 それに対し、曽野さんは、
 自分の道を選んできた。


 そうした人たちの言葉によって
 自分の人生を左右されることはない、
 ということです。


・自分で生きなければならない・・・
 人の言ったことで不幸になっては
 たまらない
、と思ったんです(p83)


■人のコメントに
 いちいち反応したり、
 自分を否定していては、
 自分の人生を見失ってしまいます。


 そうしたことを
 人間の分際をわきまえて
 判断したいということなのでしょう。


 全体としては、各テーマについて、
 曽野さんの過去のエッセーから、
 抜き出した一冊になっています。


 曽野さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・すべての人は誰もが人生で
 「ほんのちょっとのお手伝い」をして
 死んで行けたら大成功なのだ(p200)


・人をいじめるという性格は、
 一つの特徴を持っている。
 強いように見えていて、
 実は、弱い
のである。
 「自分は自分」という姿勢がとれない・・
 強いて言うと、当人に、「特徴」がない(p95)


・人間の幸福は、究極のところでは
 決してお金では完全に解決しない・・
 しかしそれ以前に、
 お金で解決できる部分はある(p150)


・本当に平和を通すということは、
 相手に攻撃されたら殺されていく
 決意をすることなのである。
 相手も自分に悪をしないだろうからという
 前提のもとに唱える平和論など
 子供だましである(p122)


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曽野 綾子
幻冬舎
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)



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■目次

第一章 人間には「分際」がある
第二章 人生のほんとうの意味は苦しみの中にある
第三章 人間関係の基本はぎくしゃくしたものである
第四章 大事なのは「見捨てない」ということ
第五章 幸せは凡庸の中にある
第六章 一度きりの人生をおもしろく生きる
第七章 老年ほど勇気を必要とする時はない


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