「悪者図鑑 なぜ、「悪者」はいなくならないのか」トキワ エイスケ
2021/05/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
世の中にはいろいろな人が存在しており、「悪者はなくならない」というのが現実です。そうした世の中の悪について、著者の感想を記載した一冊です。
著者の提案は、インターネットを使い、デザイン思考で全員が幸福になる社会を考えることです。素晴らしい。ただ、なんでインターネットなの?デザイン思考なの?という疑問が浮かびました。
トキワさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・2018年のいじめの認知件数は約54万件だったが・・・24人のうち1人の確率で被害に遭う(p19)
・サイコパスはあくまで気質でしかなく、犯罪者ではなく経営者や外科医になることもある(p47)
・虐殺は、事務作業のように簡単に行われる(p50)
・貴族、教会、王様という悪者の自分勝手さを制限するために憲法・法律ができた(p104)
・そもそも資本主義は、平等のために存在していない・・・(p118)
【私の評価】★★☆☆☆(66点)
目次
1 なぜ、悪者はいなくならないのか?
2 悪者が作られてしまう仕組みが存在していた
3 悪者のやっつけ方を間違えつづけた300年
4 今もエリートは何も知らずに間違いつづける
5 悪者も幸せになる社会を目指さなければいけない
著者経歴
トキワエイスケ(ときわ えいすけ)・・・ 虐待と貧困から生き残ったグローバル社会起業家。株式会社アメグミ代表取締役。1991年生まれ。小さいころに父親から毎日のように怒鳴り声や殴る蹴るなどの虐待をうける。両親が離婚し、子ども2人の母子家庭となるが、母親は年収150万円の派遣社員だったため、生活保護をうける。自分のような家庭環境を世界から無くすため2016年に起業。これまでに約20人の投資家から1億円以上の資金を調達した。200-300年後に「全員基本的幸福(UniversalBasicHappiness)」を実現できる新しい社会システムを作るために、生きている間に次世代に繋いでいく活動を行っていく。
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