「偉人伝記のすすめ 一生の羅針盤」ものがたり伝記シリーズ
2010/05/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■「ものがたり伝記シリーズ」とは、
小学生向けに21名の伝記です。
中江藤樹、石田梅岩、伊能忠敬、二宮尊徳、
吉田松陰、御木本幸吉、豊田佐吉、
永海佐一郎など、しぶい人物がならんでいます。
このシリーズに添付されているのが、
この森信三先生の「偉人伝記のすすめ
一生の羅針盤」です。
■森信三先生は、
「伝記を読め」といいます。
そして、自分の気に入った伝記を
何度も読む。年表を書いてみる。
そして、その伝記を利用して、
自分の志を立てるのです。
・偉人の伝記を読んでください。そして、自分のいちばん好きな偉人の伝記一冊を買って、それを自分のものにするんです。(p28)
■それ以外にも、テレビを見ない、
腰骨を立てる、読書をするなど
大切なことを教えてくれます。
あと足りないとすれば、
ゲームをしないくらいでしょうか。
・テレビに巻き込まれない人間になる・・・テレビの誘惑を断ち切っていける人間は、大きくなるともうこれだけでひとかどの人間になれます(p34)
■さらに森信三先生の音声CD付でこちらも
なかなか勉強になります。
森信三先生、
よい本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・次にもうひとつ大事なことを言うと、それは「腰骨を立てる」ということです(p12)
・一日は一生の縮図なり(p51)
・食物ですと、一食たべなくてもすぐに体にこたえます・・・ところが肝心の心の食物となると、何日抜けようと、一向平気は人が多いようです。しかし人間も、読書をしなくなったら、それは死に瀕した病人が、もはや食欲がなくなったのと同じで、なるほど肉体は生きていても、精神はすでに死んでいる証拠です。(p36)
▼引用は下記の書籍からです。
登龍館
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■著者経歴・・・森 信三(もりしんぞう)
1896年生まれ、1992年没。天王寺師範教諭13年。満州建国大学教授時代に終戦。神戸大学教育学部教授をつとめ定年退官。神戸海星女子大教授を16年勤務。社団法人「実践人の家」創設者。
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