「思考のボトルネックを解除しよう!」石川 和幸
2010/05/01公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
要約と感想レビュー
自分に足りないところを、論理的に考えてみようという一冊です。自分に足りないところを、英語ではボトルネックと言うそうです。
実際の仕事においては、やはり本を読んで得た知識だけではダメで、実際にやってみることが大切です。かといって、やってみるだけでもうまくいかないことがありますから、そこはある程度専門知識が必要なところもあるはずです。自分には何が足りないのか、知っておく必要があるということなのでしょう。
・1材料と道具は情報(マテリアル)、
2作り方は手法(メソッド)、
3経験は技能(スキル)です(p41)
究極的には、自分の思考が最大のボトルネックとなります。自分でできると思わなければ、何もはじまらないわけです。結局、この本の言いたいことは、そのことだったように感じました。石川さん、よい本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「前提」のボトルネック・・・
・ライト兄弟が「人間は飛べる」と認識しなかったら
・エジソンが「電球は作れる」と認識しなかったら
・ケネディが「人類は月に行ける」と認識しなかったら(p220)
・他を、ボトルネックに同期させる(p24)
・セミナーのよいところは三点ほどあります。情報のインパクトが非常につよくなる・・・裏話やほんとうの話が聞ける・・・講師や出席者と知り合いになれる(p89)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 18039
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
目次
第1章 ボトルネックって何だ?
第2章 「知識」のボトルネックを分解する
第3章 情報のボトルネックを解除せよ
第4章 手法のボトルネックを解除せよ
第5章 技能のボトルネックを解除せよ
第6章 「知識」のボトルネックを改善しよう
第7章 「選択」というボトルネック
第8章 最後のボトルネック、「生/活力」のボトルネック
著者経歴
石川和幸(いしかわ かずゆき)・・・早稲田大学政経学部政治学科卒。筑波大学経営学修士。アクセンチュア、日本総研等を経て、サステナビリティ・コンサルティング、インターネットアプリケーションズ設立。専門分野は、構想策定、SCM・ERP構築導入、BPR、プロジェクトマネジメント、経営管理指標構築導入。IE士補、TOCコンサルタント。
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
人気ブログランキング
に投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|一日一冊:今日の名言
コメントする