「森信三訓言集」森信三
2014/05/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
■教育者として究めた森信三先生の
名言集です。
この本を読むと、
森信三先生が教えているのは、
人生の成功哲学であることがわかります。
・とにかく人生は二度ないのですから、諸君!!どうぞそのつもりで、しっかりと生き抜いて下さい(p123)
■まず、成功するためには、
メンターが必要でしょう。
自分の目標となる人が必要なのです。
だから、森信三先生は、
伝記を読みなさいといいます。
小学生のうちに
10冊くらいの伝記を読んで、
これは!という人の伝記を
くり返し読みなさいということです。
・平素から偉人の伝記などをよく読んで、自分の血肉となったものを、随時随処に、自由に話せるようでなくてはならぬ。(p50)
■だいたい伝記になるような人は、
その道を究めた人。
そうなるには、道を究めるための
修行が必要となります。
最低10年。
実際には、人生をかけて
修行していくことになるはずです。
・人間は最低四十歳までは、勉強しなくてはなりません。そして勉強するとは、月に最低一冊の書物を必ず読むということです(p78)
■森信三先生の入門としては
よろしいのではないでしょうか。
人生二度なし。
しっかり生きなさい
ということですね。
森先生、
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・努力は、目標あって初めて出来ることである(p24)
・さし当たり十年一道をあゆむ。さすれば一応の土台はできる。(p44)
・責任の地位にない者は、もし求められたら「私はこんなにも思うのですが・・」と謙虚に答え、それ以外は、沈黙を守るのが原則である(p55)
・世間的な約束事などには囚われないで、自分のしたいことは徹底的にやり抜くんです。そうすれば、そこに一つの火が点されます(p72)
・すべて我々は、自分のたどった運命を、あるがままに感謝することが大切です。これが自己にとって最善だとして、安んじて努力することが肝要です(p71)
・地位が高くなるほど、自分の好みを人から知られぬようにしなければならぬ。好(すき)は隙に通ずる。(p146)
・早口に物を云わぬように -
これは心を落付ける一つの工夫である(p153)
・人生は唯一回の大マラソンである。途中でくたばっては駄目。そして「死」が決勝点だから、「死」が見え出したらひた走りに突っ走らねばならぬ(p153)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(74点)
■目次
森先生訓言集上巻(精神の学の学び方、専攻科に学ぶ者の生活 ほか)
森先生訓言集中巻(教師たる者の気構え、節約のすすめ ほか)
森先生訓言集下巻(一流者の生き方、月給取りの覚悟 ほか)
附編1 森教室の内外(点呼、声 ほか)
附編2 森先生学話
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