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「同行二人 松下幸之助と歩む旅」北 康利

2009/11/30本のソムリエ メルマガ登録
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同行二人松下幸之助と歩む旅


【私の評価】★★★★☆(84点)


内容と感想

 松下幸之助の人生をたどる一冊です。細かいエピソードを淡々と記録していますが、よく調べたな、というのが私の感想です。


 私が感心したのは、松下幸之助の叱り方をよく集めて、描写しているところです。その叱り方を見ると、いかに本質に対して厳しく、部下も緊張感を強いられたのではないかと推察されるのです。


・幸之助はよく部下を叱った。「今日の売り上げはいくらになった?」と聞かれて日計表など取りだそうものなら、とたんにカミナリが落ちる。(p166)


 この本の最後には、松下幸之助の「」という詩で締めくくられています。これだけで著者が詳細に調べ、松下幸之助を理解していたということがわかるというものです。幸之助の人生の資料として使える一冊だと思いますので、本の評価は★4つとしました。


この本で私が共感した名言

・熱海会談・・・リハーサルをはじめようとしたとき、幸之助は出席者が胸につけることになっていたリボンを見て顔色を変えた。「何や!これは!」・・・役員のリボンが代理店のそれよりも一回り大きかったからである。「いったい誰が松下の製品を売ってくれると思ってるのや!」(p260)


・今日ここに松下産業労働組合が結成されたことは慶賀にたえません・・・みなさんの要求は、正しいことならすべて聞こう。そやけど無理な要求は聞くわけにはいかん(p218)


・彼は現代のビジネスマンのようにゴルフをするのを嫌い、「ゴルフは企業を亡ぼし、国を亡ぼす」と語った(p313)


▼引用は、この本からです。

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北 康利
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【私の評価】★★★★☆(84点)


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著者紹介

■著者紹介・・・北 康利(きた やすとし)

 1960年12月24日名古屋市生まれ、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。現在、PHP総合研究所「次代を考える東京座会」メンバー、中央大学専門職大学院国際会計研究科客員教授。


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