会社で出世する方法「「ここ一番」に強くなれ」三田 紀房
2009/07/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
ドラゴン桜の著者が教えてくれる会社で認められ、仕事で成果を出していく方法論です。まず、出世の目的は金ではない、自分の権限が増えることが最大のメリットであると強調しています。
・出世のメリットは、給料が上がることではない。「自分の裁量」でやれることが増えるということ(p117)
そうした認識のもと、出世していくためにはまず、社内の人間関係を固める必要があります。内でよい人間関係を持っているからこそ、良い仕事を振り分けてもらえるのです。社内でよい人間関係を作れない人間が、社外でよい人間関係を作れるはずがない、という意味もあるのでしょう。
ある意味正しいことが書いてある本なのですが、やや表層的な内容と表現に考えさせられました。世の中、この本の内容だけではないということを知った上で読みたい一冊です。本の評価としては★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・九回裏ツーアウト満塁でカウントはツースリー。・・・このとき、本番力のあるピッチャーはどうするか?答えはひとつ。ど真ん中にストレートを投げる。(p40)
・自分が嫌いなヤツを、徹底的に研究し尽くす・・・自分はこの男の、どこが気に食わないのか。・・・嫌いな人を見て、嫌いな要素をピックアップしていく(p92)
・遅刻するヤツは絶対に大成しない(p98)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(75点)
目次
1 なぜ「ここ一番」で失敗するのか?
2 アウェイで勝負しようとするな!
3 応用するな!基礎を極めろ!
4 積極的に公私混同しろ!
5 「逆転思考」を身につけろ!
6 胸を張って臆病者になれ!
著者経歴
三田 紀房(みた のりふさ)・・・1958年生まれ。漫画家。大学卒業後、西武百貨店勤務などを経て、、業を手伝う。30歳のとき講談社ちばてつや賞入選し漫画家デビュー。「クロカン」「甲子園へ行こう」「ドラゴン桜」など。
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