「福翁百話」福沢 諭吉

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福翁百話―高く評価される人の行動ルール

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■慶應義塾の創設者である
 福澤諭吉の一冊です。


 この本でわかるのは、
 諭吉は、実学を
 重視していたということです。


 つまり、理論だけで、
 実際の社会でつかえない学問は
 意味がないということです。


  ・"大義名分病"がここまで本質を見失わせる・・・
   議論の目的の根本を明らかにしなくては、
   長々しい正邪の議論も無意味である(p44)


■そして、
 「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず」
 というように、人の価値は、
 本当の学問をした人にこそ
 価値があるとしています。


 ゆとり教育や、競争しないといった
 平等教育とはまったく正反対の考え方ですね。


■私が一番、感嘆したのが、
 「独立自尊」ということです。


 つまり、へりくだるのでもなく、
 自慢するのでもなく、
 素直に人と人との関係に向き合うということです。


 これは分かっているようで、
 なかなかできないことではないでしょうか。


 ・へりくだって自分を卑しくするのも、
  威張って他人を軽蔑するのも、
  どちらも人間にとっての
  「名誉の権利」とはどのようなものなのかを
  理解していないということなのである。(p135)


■現代語へのまとまりがいまいちでしたので、
 ★2つとしましたが、福沢諭吉関係は
 これからもフォローしていく予定です。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・人物が志を立てるについては、最初から
   自分の大方針を定めることはむろん大切であるが、
   それを決めた以上は、
   あくまでも固く守って変えることなく、
   終始これを貫く根気はさらに大切である。(p14)


  ・若いころの苦学は、本当につらいといっても、
   年をとって無学であることの不自由さと恥ずかしさは、
   苦学の苦労よりもさらにつらい(p31)


  ・付き合いは"一度にまとめて大きく"よりも
   "細かく間をおかずに"(p162)


  ・忙しい人ほど本を読む(p222)


▼引用は、この本からです。

福翁百話―高く評価される人の行動ルール
福沢 諭吉
三笠書房
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5 福沢諭吉の実生活指針

【私の評価】★★☆☆☆(65点)



■著者紹介・・・福沢 諭吉(ふくざわ ゆきち)

 1835年生まれ。1901年没。
 新聞時事新報の創刊・発行者、慶應義塾創設者。


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