「陽転思考―ほんとうの自分と出会うために 」小田 全宏
2008/10/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
年間200回もの講演を行うという小田 全宏さんの一冊です。内容としては、講演で話しているネタを集めているといった印象でした。
小田さんが言う「陽転思考」とは、「うまくいってよかった。うまくいかなくてもよかった。」と考える思考法です。「人生万事塞翁が馬」という言葉がありますが、まさに、人生良いこともあれば、悪いこともある。悪いと思ったことも、実は良くなるために必要なことであったりするわけです。
・人前で話をする・・・足が震えようが顔が赤くなろうが、それでよしとすることです。そして自分がこれから"何を伝えるか"ということだけに意識を集中し、"うまく伝えよう"という気持ちを捨てることです。(p63)
松下幸之助から学んだことと、本から学んだことをうまくミックスして講演されているのだろうなと思いました。本の評価としては、★3つとします。
この本で私が共感した名言
・どんな人でも何事によらず、奥義に到達する方法があるといいます。それは一日に十分間だけ、決めたことをする。それを十年間たゆみなく続けるのです(p67)
・自分をほめてやる・・・たとえば朝、七時に起きると決めたことをちゃんと実行できたら、そのとき「よし、いいぞ」と自分をほめてやるのです。(p42)
・大阪の他の企業が門真市は鬼門に当たるからと言って進出しないというなら、松下が行って繁栄させてやらなければならない(松下幸之助)(p36)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
第1章 陽転
第2章 日々
第3章 人生
第4章 夢現
第5章 こころ
第6章 縁循環
第7章 先人の知慧
第8章 地球人
著者経歴
小田 全宏・・・1958年生まれ。大学卒業後、松下政経塾入塾。多くの企業で人間教育実践活動を行う。年間200回の講演をこなす。1991年ルネッサンス・ユニバーシティを設立。
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