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「レバレッジ英語勉強法」本田直之

2008/07/02公開 更新
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レバレッジ英語勉強法


【私の評価】★★★★☆(84点)


要約と感想レビュー

 本田さんのレバレッジ・シリーズの英語勉強版です。いつもながら、実用的な内容となっています。本書の最大のポイントは、興味のある分野の英語から勉強するというものです。


 ワインが好きならワイン関係の単語から、ラグビーが好きならラグビー関係の単語を暗記します。そうすることで、効率よく暗記できるだけでなく、自分の得意分野の話題に振ることで、会話が楽になるのです。


・「偏った英単語」を100個だけ覚える・・・自分の関心、得意分野に範囲を絞ってください。・・・サーフィンが好きなのでジャンルはそこだけに絞ります。(p93)


 また、私は、仕事柄、通訳と話すことが多いのですが、優秀な通訳は、「覚えたフレーズを実際に使ってみることで自分のものにする」と言っていました。


 本田さんも強調していますが、暗記する→使ってみるこれが、語学学習の王道なのでしょう。


・単語、フレーズ、発音のすべては、「知っている」→「完全に暗記」→「使って定着させる」という三つのステップを経なければすべての努力が無駄になります。(p124)


 語学をはじめて学ぶ人に知っておいてほしい内容です。本の評価としては★4つとしました。


この本で私が共感した名言

・海外出張に行くなら・・・自分でやるという「アウトプット」を決めます。(p90)


・「きっかけ語」と「あいづち語」を用意する。(p99)


・移民と思われるウェイターが、オーダーを取りに来ました。英語が苦手なわたしが聞いても、彼が話すのは無茶苦茶な英語で、文法も発音もいい加減なものでした。それでもちゃんと意味は通じているし、恥じる様子はみじんもありません。(p39)


▼引用は、この本からです。
レバレッジ英語勉強法


【私の評価】★★★★☆(84点)


目次

1 「英語が話せない」と格差が拡大する時代
2 「偏った英語」でレバレッジポイントを目指せ!
3 「従来の勉強法」を「レバレッジ勉強法」に切り替える
4 本当にレバレッジが効くインプットをする
5 英語をモノにするアウトプットの方法
6 三カ月で壁を破るレバレッジ・スケジューリング
7 ポイントが一目でわかる「レバレッジ英語」体験記



著者経歴

 本田直之(ほんだ なおゆき)・・・レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役兼CEO。シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、レバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング取締役、米国Global Vision Technology社取締役を兼務。ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで過ごす。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)。明治大学商学部産業経営学科卒。(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー。世界遺産アカデミー正会員


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