「5%の人を動かせば仕事はうまくいく」長谷川和廣

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5%の人を動かせば仕事はうまくいく―嫌われてもいいから信頼されなさい

【私の評価】★★★★★(91点)


■ニコン・エシロールなどで、数多くの企業再生を果たし、
 日本のカルロス・ゴーンと呼ばれる
 長谷川さんの一冊です。


 この本の特徴は、長谷川さんの豊富な経験からくる
 実際の職場でありそうなケースについて
 解決案が提示されていることです。


■業績不振の会社の再生に
 取り組んできた著者ですから、
 その仕事には厳しいものがあったはずです。


 なぜなら、この本には、
 「嫌われてもいいから、正しいことを主張しよう」
 ということが書かれているからです。


■これは、どん底企業で手抜きをする部下を叱責する、
 失敗した部下を叱りつつ、褒める・・・
 そうしたことをやってきた著者の経験の
 厚みが感じられました。


 ・叱るべき場面できちんと釘を刺せなければ
  マネジメント職は勤まりません。・・・
  叱るのと同時に相手を褒めます。
  「最後には失敗してしまったが、
  この商談を途中まで進められた
  のはキミの功績だ。・・・(p156)


■やる気のない社員だらけの中で、
 いかに企業再生していくのか。


 やさしい語り口の中に、人を動かす、
 人の心を動かす試行錯誤の
 結晶のようなものを感じました。


 ・途中に節目となるデッドライン(締め切り)が
  設定されているはずです。
  途中で手抜きに気がついても、
  あえてそのタイミングを待ってから
  叱ってみてください。・・・
  言い訳できない状況まで泳がせてから
  責任を追及すると、相手は自分の非を
  認めざるを得ません。(p150)


■この本を読んでも、
 長谷川さんにはなれないでしょう。


 でも、自分がそのような立場になったときに
 読み返したい一冊だと思いました。
 ★5つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・優しく言いくるめるようにして仕事を任せるより、
  多少、意地悪な言い方をして
  わざとストレスを与えたほうが、
  仕事をやり遂げたときの
  充実感が増すはずです。(p18)


 ・目的は毎日唱えてこそ共有できる(p53)


 ・まわりの人のスケジュールを把握しておくことは、
  人を動かすうえで忘れてはいけない
  大切な条件のひとつ。
  身近な仕事仲間の現在の状況や
  今後の予定を把握していないようでは、
  人は動かせないのです。(p99)


▼引用は、この本からです。

5%の人を動かせば仕事はうまくいく―嫌われてもいいから信頼されなさい
長谷川 和広
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5 本当にッッ、すぐに使えるビジネス心理術だ
5 濃い内容の本
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【私の評価】★★★★★(91点)



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