「心を打つちょっとした気の使い方93―好かれる人の会話術、行動術」山崎 武也
2007/05/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
ちょっとしたことで、人間関係は続きます。例えば、友人に電話をして相手が出ないときには、著者は簡単にはがきか手紙を書いて投函するという。
新しい友人を作るのは大変ですが、今の友人に誠意を持って、手間も時間もかけるというのが山崎流なのです。 つまり、人脈を増やそうとするのではなく、縁のあった人を大切にすることからはじめるべき、というのが著者のアドバイスです。
新しい友人を作るのも、旧来の友人を大切にすることも、いずれも大変ですが、習慣化してみたいものです。山崎さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・昔の話をよく覚えている友人がいる・・・ただ人の話を覚えているだけではなく、それに対応して何か自分にできることがあったらする・・・たとえば、「君が欲しいと言っていた本があったよ」・・(p23)
・ゴルフ場のキャディーに対する場合でも「キャディーさん」などと呼んでいるうちは、よいサービスは期待できない・・・名前で呼ぶべきである(p36)
・「名刺は本人自身だ」と考えていれば間違いない。・・ときには、忘れたり切らしたりする。そのようなとき、相手から名刺をもらった以上、持ち合わせがないことを謝っただけでは不十分だ。・・・簡単な手紙を書いて、自分の名刺と一緒に送る(p48)
三笠書房
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
1章 相手に好印象を与える11の秘訣
2章 この気くばりのできる人が、人の心をつかめる!
3章 「気がきく」と言われる人の14のものの言い方
4章 好感度バツグンの「隠された15の理由」
5章 お互いが主役...いい人間関係はこうしてつくる
6章 男が思わず喜ぶこと、女が思わず喜ぶこと
7章 「だから、あなたといると楽しくなる!」
著者経歴
山崎 武也(やまさき・たけや)・・・1935年、広島県生まれ。1959年、東京大学法学部卒業。ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、茶道裏千家などの文化面でも活躍している。グローバルなビジネス経験から著した仕事術、人間関係術などの著作が多い。
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