「「プロ親」になる!」親野 智可等
2006/07/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
●子どもの教育は非常に大切だと思います。
それで、どこの家庭でも子どもの教育に力を入れ、
そのためにお金もかけているでしょう。
ただ私は、そのように子どもの教育に力を入れることも
大切だと思いますが、何よりも大切なのは、
親自身が率先垂範することだと思うのです。
●それは、自分のことを振り返ってみても、
親のやっていることを真似している自分に気づくからです。
とはいっても、親すべてが完璧な人間ということは
ありえません。
人には必ず長所と短所があるのが現実です。
・完璧な人生がないように、
完璧な子育てなどあり得ない・・・
何かに気づいたら、そのときから
人生を変えていけはいいのです・・・
子育ても気づいたときから
変えていけばいいのです。(p212)
●ただ、大切なのは、親として仕事に真剣である、
生き方に熱意があるところを示すことだと思うのです。
毎日、家の周りを掃除する、ゴミ置き場を掃除する、
毎日、玄関の靴をそろえる・・・
そうした何気ない習慣を子どもは見ているのです。
・今の子供は、総じて体験が不足しています。・・・
生き物を飼ったり・・・
美術館で本物の美術品に触れる・・・
自分の家のゴミ出しを手伝ったり・・
家族の食器を洗う(p35)
●日常の子どもの教育についてのヒントを与えてくれる
一冊だと思いました。★2つとします。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・百ます計算がとても流行っています。・・・
子供たちがあれほど集中して取り組むのは、
なぜでしょう。それは、ずばり、
ストップウォッチでタイムを計っているからです(p16)
・「がんばって本読みを練習しているので、
ビデオに撮りました」
ここでいう本読みとは、
宿題の音読のことです。(p83)
・「感じ指書き、1日1分!」を続ければ、
漢字の天才になれる(p120)
・大河ドラマで歴史通になろう(p112)
・必要なのは、叱ることではなく、手助けすること・・・
叱ることは、ただ大人のストレス解消と自己満足に
すぎません。(p184)
▼引用は、この本からです。
宝島社
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■著者経歴・・・親野 智可等
1958生まれ。本名・杉山桂一。静岡県の公立小学校現役教師。
2003年より無料メールマガジン「親力で決まる子供の将来」の
発行をスタート。現在の購読者は32000部。
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