「ヤバい経済学」スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー

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ヤバい経済学 [増補改訂版]

【私の評価】★★★☆☆(79点)


●「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」というベストセラーが
 ありました。


 この本は、だれもが知っているようで、
 意外と知らない事実を教えてくれるという点で
 注目を集めたのだと思いますが、


 今日の「ヤバい経済学」は、
 「さおだけ屋・・」のアメリカ編と
 いえるものです。


●トピックも細かいものも入れると10個以上あり、
 非常に充実しています。


 例えば、
 家に本がたくさんある子は優秀な理由は、
 本があるからではなく、本を買う親だからこそ
 子供が優秀
であると結論付けています。


・家に本がたくさんある子は、実際、試験の成績もいい・・・
 本は本当は、知恵をくれるものじゃなくて
 知恵を写すものなのだ。・・・
 あなたが賢くてよく働いてよく勉強してお給料も高くて、
 同じくらいよくできた人と結婚したなら、
 あなたのお子さんも成功する可能性が高いでしょう(p222)


●また、「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないですが、
 「中絶が合法化されれば犯罪が減る」ということは、
 意外な発見でした。


・アメリカでは中絶の合法化が
 さまざまな結果を招いた。
 子殺しが劇的に減った。
 できちゃった結婚も減ったし、
 養子に出される赤ん坊の数も減った。
 妊娠は30%近く増え、一方出産のほうは6%減った。・・・
 最初の世代が10代後半になるころ・・・
 犯罪発生率が下がり始めた(p175)


●世の中には、思ったより意外な事実が
 あるということがわかります。


 常識を疑うきっかけを与えてくれる一冊です。
 ★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ヤクの売人がそんなに稼いでるんなら、
 どうしてママと住んでいるの?・・・
 元締めでない限りそんなに稼いじゃいないから、
 ということになる。(p128)


・医者の商売でいうと、
 出生率が低下している地域の産婦人科医は
 出生率が上昇している地域の産婦人科医より
 帝王切開を行う可能性がずっと高い。
 商売が厳しいとき、医者はアガリの大きい処置を
 取ろうとするみたいだ。(p9)


・1990年代の終わり、
 定期生命保険の価格が大幅に下がり、
 不思議な現象と言われた。・・・
 インターネットだ。1996年の春、
 クウォートスミス・ドットコムが他に先駆けて、
 さまざまな会社がそれぞれ扱っている定期生命保険の価格を
 ほんの数秒で比較できるサービスを始めた(p80)


▼引用は、この本からです。

ヤバい経済学 [増補改訂版]
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
東洋経済新報社
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3 アッ、と驚いた視点
2 それほど...
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【私の評価】★★★☆☆(79点)



■著者紹介・・・スティーヴン・D・レヴィット

 シカゴ大学経済学教授。
 2003年、2年に1度40歳未満で最も優れた経済学者に送られる
 ジョン・ゲイツ・クラーク・メダルを受賞。


■著者紹介・・・スティーヴン・J・ダブナー

 ニューヨーク市在住の作家・ジャーナリスト。


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