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「話し方のバイブル〈1〉人前で話すための10章」江川ひろし

2004/05/12公開 更新
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話し方のバイブル〈1〉人前で話すための10章 (サンマーク文庫)


【私の評価】★★★★★(92点)


要約と感想レビュー

●話し方についてまとめた、素晴らしい本です。
 デール・カーネギーの
 「自信がつく 話し方教室」に
 匹敵するような本だと思いました。


 バイブルというだけあって実例も多く、
 話し方を改良しようとしている人に
 お勧めします。


●だれでも最初から話し方がうまい
 わけではありません。
 日頃から話し方を工夫しているから
 話せるようになってくるのです。


 苦労しなかった人よりも
 話し方に苦労した人のほうが
 苦労した分だけ味のある話が
 できるようにになるのでしょう。

この本で私が共感した名言

・少々あがっていても、"自分は落ちついている、落ちついている"と心にいい聞かせ、落ちついているフリをしますと、それが本物になり、本当に落ちついてくるのです。(p47)


<自己催眠ですね>


・列席者のなかに、自分のスピーチをうなずいて聞いてくれる人がいたら、こういう人に向かって話しはじめると、らくな気持ちになります。(p49)


<一人に向かって話すと落ちつけそうです>


一度でいいから徹底的に準備と練習をしてごらんなさい。とことんまでやってごらんなさい。そうすれば必ず成功し、自信がつき、本番であがるということはなくなります。(p54)


<私も友人の結婚式のスピーチで自信がつきました>


・あがりを防ぐには、場数をふんで馴れることです。他人が十回やったら自分は二十回やる。ルールを学んで場数をふむ。"習うより馴れろ"です。(p58)


・この話題である事実、実例を展開するときに重要なことは"ありのままに述べる"ということです。・・・人を説得するのに事実、実例ほど強いものはないからです。(p103)


<実際に自分で体験したことなら、暗記せずに話せそうです>


・まず友人や家族の人を相手にふつうの会話をする要領で話してみます。・・・今度は実際にスピーチするつもりで、時間をはかって練習します。(p112)


<日ごろから、自分の体験を周囲の人に話してネタにしておくといいんですね>


上手な話し手は言葉で絵を描くことがとても上手です。(p133)


<自分の体験をリアルに話すと聞くほうもイメージできます>


話し方のバイブル〈1〉人前で話すための10章 (サンマーク文庫)
江川 ひろし
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★★(92点)


著者経歴

 江川 ひろし(えがわ ひろし)・・・1929年生まれ。1953年「日本話し方センター」を設立。「生き方・話し方教室」を開催。話し方の教祖と呼ばれる。


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