「生きぬく知恵をつける話し方77の法則」江川 ひろし
2013/05/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■日本話し方センターの「話し方、生き方教室」で
教えている内容をまとめた一冊です。
前半は、ビジネスでの話し方、
後半は、幸せになるための話し方でした。
前半のビジネス関係では、
「ピンチをチャンスに変える」
ということが何度も出てきました。
遅刻したらチャンス、
クレームが来たらチャンス、
ということです。
・会ってほしいと思っても、なかなか会ってもらえない
お客さまが多い中で、クレームはお客さまとの
貴重な面談のチャンス。(p60)
■後半は、成功するための話し方が中心です。
話すよりも聞く。
笑いを忘れない。
自分に良い暗示をかける。
人を褒める。
そのような良い言葉を発するようにすれば、
良い結果が引き寄せられるわけですね。
・「あら、あなた、絵がうまいのね・・・」・・・
それがきっかけとなって、日本でも五指に数えられるような
デザイナーとなったのである(p191)
■やっぱり言葉って大切だよな~と
思いながら読みました。
話し方教室が極めると、生き方教室になるのですね。
江川さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ビジネスにおいて、時間厳守は絶対だ・・・
やむを得ず遅刻をすることもあるだろう・・・
私は「遅刻をチャンスに変えろ」と
受講生たちに教えている(p28)
・クレームを受けたらスピードが勝負・・・
必ずお客さまの言い分を聞く・・・
クレームの事実関係の確認と相手の本音の探り出し・・
誠意を持って説明し、素直に謝る・・・
お客さまを自分のファンにする(p63)
・約束の時間よりも五分は早く着くようにする・・
いろいろと部屋の中を観察する・・・
相手の関心事、趣味や考え方を探したものから分析する(p31)
・報告を円滑にするためには、
1 自分の意見がよくまとめられている
2 事実と意見がしっかり区別されている
3 それを正確に誤解をもたれないように伝える
4 相手から悪感情を持たれないようにする(p196)
・中国には「バカほどよくしゃべる」・・・
日本には「知る者はいわず、いうものは知らず」(p100)
・人から話を聞くと、それだけ知識も豊かになり、賢くもなる。
ところが、話す一方であれば、新たな知識は得られない(p100)
・時には、同じ話を何度も持ち出す人もいるだろう。・・・
「何度うかがっても良いお話ですね」と笑顔で笑えば、
相手を傷つけることなく、それとなく、もう、
その話は聞きましたよ、という注意を促すこともできる(p25)
・目標無き者に努力無し、
努力無き者に成果無し、
成果無き者に喜び無し、
喜び無き者に幸せ無し。
すなわち目標無き者に幸せ無し(p153)
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
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■目次
第1章 話し上手が出会いの瞬間にチャンスをその手にする。
第2章 ピンチをチャンスに変える話し方、考え方がある。
第3章 言葉と心を人に尽くせば、人・物・機会に恵まれる。
第4章 積極思考の体質をこの言葉で養う。
第5章 あなたの毎日を意識の暗示で幸せに導く。
読んでいただきありがとうございました!
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