「1分間マネジャー実践法―人を活かし成果を上げる現場学」K・ブランチャード,R・ローバー

【私の評価】★★★☆☆（76点）

部下の能力に問題がある場合は目標設定へ戻る＜訓練の問題＞。部下のやる気に問題がある場合は叱責する＜態度の問題＞

　１分間マネジャーは、１分間目標設定をし、目標達成すれば１分間称賛、目標に到達しないと１分間叱責をします。能力があるのに、目標を達成できないということは、手を抜いているということになります。本人も悔しいでしょう。

　ただし、１分間叱責には例外があります。新任の部下など今、仕事を学んでいる人です。つまり、能力に対して目標設定が適切でなかったということですから、再度目標設定を行います。また能力を上げるための教育を考えます。

　このように目標を明確に設定して、その行動を見てあげて達成するしないを確認します。部下のレベルによって指導方法を変えるということが大事なのです。

1分間マネジャー実践法―人を活かし成果を上げる現場学

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K.ブランチャード R.ローバー
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【私の評価】★★★☆☆（76点）

著者経歴

　K. ブランチャード (Kenneth Hartley Blanchard）・・・1939年生まれ。アメリカの経営コンサルタント、ビジネス書作家、実業家。マネージメントやリーダーシップのエキスパートで「１分間マネジャー」(The One Minute Manager)は世界的なベストセラーとなった。マサチューセッツ大学経営学教授、ブランチャード研究所所長、ブランチャード・トレーニング・アンド・ディベロップメント社会長などを経て、1979年にケン・ブランチャード社を設立。国際的な経営コンサルティング・研修を展開している。

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