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「1分間マネジャーの時間管理」ケン・ブランチャード

(2020年7月31日)|本のソムリエ メルマガ登録
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【私の評価】★★★★★(91点)


内容と感想

■私の大好きな「1分間マネジャー」を
 プレゼントしようと手に取ったら
 この本は未掲載でしたので紹介します。


 「1分間マネジャー」の特徴は、
 仕事を「モンキー(猿)」と置き換えて、
 モンキーの世話をしているのは
 誰ですか?という見方をする点です。


 つまり、通常の組織では
 部下がモンキーの世話をしており、
 マネジャーが部下の世話ぶりを
 管理しているのです。


・部下に自分たちのモンキーの世話をし、またエサを与えるなどの権利を委譲することによって、部下は責任を持っておのおのの仕事を管理していくようになる。その結果、マネジャーには時間の余裕が生まれ、部全体の生産性を高めるようなアイデアを実行できるようになる(p87)


■ところが世の中には、
 部下の役割であるモンキーの世話を
 マネジャーがしている場合があるという。


 つまりマネジャーが部下を助けるという
 形で、部下のモンキーを奪い取ってしまう
 場合があるのです。


 もちろんマネジャーは優秀ですから
 モンキーの世話は得意です。


 しかし、マネジャーがモンキーの世話を
 しているということは、部下の能力を否定し、
 部下の成長の機会を奪っていることになるのです。


・救済者とは、人の助けを借りなくても立派にやっていける相手に、わざわざ自分から助人を買って出ていき、その挙句に、"きみはダメだ"といったようなメッセージを相手に与えてしまうような人のことをいう(p60)


■モンキーの世話は部下にしてもらう。
 書類は部下に説明してもらう。
 定期的にモンキーの健康を報告してもらう。


 こうした基本を守ることで、
 モンキーは健康に育ち、
 部下の技量も育つのです。


 管理職としての基本として
 何度も読み返したい一冊です。
 読んだことのない方はぜひ
 読んでみてください。


 ブランチャードさん、
 良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・部下の「モンキー」は部下に返せ!(p49)


・モンキーが私の背中に跳び移ってきた瞬間から、部下が果たすべき"二つの仕事"を私一人でやらなければならないことになるのです。"二つの仕事"というのは、まず問題を私自身で解決しなければならないということ、そしてまた、その進捗状況を逐一自分の部下に報告しなければならないということです(p37)


・書類を提出させるのではなく、部下に直接持って来させることが大事である。というのは、直接持って来てくれれば、私が読む代わりに部下に読んでもらえるからである(p100)


・決してあなたは頼りになるなどと相手に思わせてはいけない。むしろあなたが彼を頼りにしている、そう思わせることだ(p60)


・モンキーの定期診断・・・問題のあるモンキーを見つけることもできるようになったし、早めに治療することもできるようになった。また、この間に部下を教育し、私自身の不安を軽くすることもできた(p139)


・「その後、あの問題はどうなったかね?」(これこそ、マネジャーの"役得"以外の何物でもない!)(p78)


・モンキーマネジメント・ルール
 ルール1 モンキーを説明する
 ルール2 モンキーの所有権を譲渡する
 ルール3 モンキーに保険をかける
 ルール4 モンキーの健康診断をする(p88)


・限界にまで挑戦してみろと言えば、中には反抗してくる者も出るだろう。このような場合は、まず彼らの言い分を聞いてやることだ(p109)


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▼引用は、この本からです

ケン・ブランチャード , ウィリアム・オンケンJr, ハル・バローズ、パンローリング


【私の評価】★★★★★(91点)


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目次

1 二年前の私
2 管理職に昇進
3 上司の苦言
4 〈1分間マネジャー〉に相談
5 管理職のジレンマ
6 諸悪の根源〝サル〟の正体
7 飼い主は誰?
8 負のスパイラル
9 〈1分間マネジャー〉、ビル・オンケンと出会う
10 日常に潜むサルの大群
11 〈1分間マネジャー〉の教育論
12 希望の光
13 運命の月曜日――サルの返却を決行
14 〝つかまる上司〟に変身
15 オンケン流サル管理の心得
16 第一条 サルを特定する
17 第二条 サルの担当者を決める
18 第三条 サルに保険をかける
19 第四条 サルの健康診断を実施する
20 究極のマネジメント――サルの一任
21 コーチングの極意
22 三つの時間をやりくりしよう
23 上司にあてる時間
24 ルーティンワークにあてる時間
25 自分にあてる時間
26 もっとも価値ある時間――自由活動の時間
27 まずは部下にあてる時間を減らす
28 希少な時間を大きく確保
29 管理職の冥利
30 新しい取り組み


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