【書評】「メディアの人とスマートにつながる広報・PRのアプローチ攻略術」千田 絵美
2026/04/14公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
配信サービスとは別に情報提供
ネットショップが簡単に作れる「STORES」のPRマネージャーとして、月1回以上「STORES」をテレビに取り上げさせた著者の手法を学びましょう。
メディアへのプレスリリース配信は専門の配信サービスを利用しているようですが、それとは別にメールで情報提供しているという。だれにアプローチすればもっとも効果的なのか考えて、個別にメディアに情報提供しているのです。
最初は、効果がありそうな10のメディアを選び、個別にアプローチしているという。
まずは10のメディアを選び,アプローチしています(p45)
その情報を求めているメディアを探す
誰にアプローチするか決めるには、相手を知ることが必要です。この情報を求めているメディアはどこなのか、過去の記事を読んで類推するのです。
新聞記者の過去の署名記事を読んだり,類似の情報提供をしているテレビ番組があれば、そのディレクターをチェックします。個人のインフルエンサーの場合は、過去の発信をチェックすればわかるでしょう。
つまり、PRしたい情報に似た情報をメディアが配信しているとすれば、その情報を求めている人がメディアの利用者であるという仮説が成り立つのです。
プレスリリース配信サービスを使った配信以外にも,個別にメール等でお送りする方を絞って送付しています(p44)
メディアに必要な情報を提供する
メディアが興味を持ちそうなプレスリリースを作って、配信サービスでばらまくのは誰でもできます。著者が差別化しているのは、プラスして、個別にアプローチするところなのでしょう。
実際、この本では巻末に4人のメディア関係者がコメントを書いていますので、それだけ関係性を築いているのです。もちろん関係性だけでメディア掲載されるほど、甘い世界ではないと思いますが、それだけ相手を知り、必要な情報を提供しているのだと感じました。
千田さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・ターゲットとなる人たち・・・その人たちが何から情報収集しているのか,媒体ごとに割り出す(p39)
・テレビの影響力は絶大です。特に都会から離れた地方では,いまだにテレビや雑誌で情報を得ていることも多い(p71)
・メールにおいて,特に伝えたいことは何か,そのニュースの何が重要で,どこが他になく,どんな点が面白いのかを簡潔に伝えます(p87)
・メディアの人へのアプローチも,すぐに成果が現れるものではありません・・・3か月や半年程度やってみただけで諦めたらいけません(p62)
▼引用は、この本からです

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千田 絵美 (著)、自由国民社
【私の評価】★★★☆☆(79点)
目次
第1章 広報・PRの仕事の基本を理解しよう
第2章 メディアにアプローチする前に確認しておきたいこと
第3章 異業界の人だからこそメディアの人の特性を理解しよう
第4章 メディアの人が1秒で振り向くアプローチメールの書き方、送り方
第5章 広報・PRをスムーズに進めるメール・メッセージ・トークのサンプル集
第6章 メディアの人が取り上げたくなるプレスリリースの書き方
第7章 広報・PRパーソンとしてうまく仕事を進めるためのQ&A
第8章 メディアの人が広報・PRに期待すること
著者経歴
千田絵美(せんだ えみ)・・・株式会社フロントステージ代表取締役。1980年生まれ。山口県岩国市出身。広島修道大学卒業後、小学校教師、広告営業を経て、2006年より広報・PR業務を担当(出前館、ドクターシーラボ)。2013年よりSTORESのPRマネージャーとして、STORESを月1回以上テレビに取り上げさせる。2016年、株式会社フロントステージを設立。2021年からは人材採用のサポート業務に特化したサービス「採P」をローンチ。プライベートでは1児の母でもあり、働くママを応援する「パワーママプロジェクト」を主宰。
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