「「会社の悪口」は8割正しい コンサルタントが教えるダメな会社の困った病」秋山 進

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「会社の悪口」は8割正しい コンサルタントが教えるダメな会社の困った病 (SB新書)

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■会社には会社の習慣があります。


 それは長い歴史の中で熟成され、
 伝承されてきたもの。


 その習慣こそが、
 会社をその会社たらしめている
 ということなのでしょう。


・(お客のために考えた提案が、
 「わかるけど、代理店がなんて言うかな」
 という課長の一言で却下される)などは、
 多くの組織に見られる現象である(p10)


■この本では日本の会社の
 困った習慣をいくつか挙げています。


 担当者が10人も来る会社
 事務系と技術系の社内対立。
 新しいもの嫌いの上層部。


 どこの会社にも
 不満の種はあるのでしょう。


・理解し合えない状態に陥って・・
 "物語"と"データ"の対決・・
 "企画系の部署"と"製造系の部署"・・
 "文系"と"理系"・・(p79)


■やはり面白いのは、著者の経験した 
 リクルートの褒める文化でしょう。


 リクルートのノルマは厳しく、
 結果を出さないと居場所がない。


 著者の分析では
 褒める文化があるからこそ
 なんとしてでも達成しなくては
 ならないと思うらしいのです。


 秋山さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・老害にかからない唯一の方法は、
 ずっと現場の第一線で
 働き続けることだけである(p73)


・経営者は1人だけを頼りにせずに、
 分野ごとのブレーンを社内外に
 見つけ出さなければならない(p110)


・自分の能力も他人の能力も過信するな・・
 「自分の能力の限界を知る
 「領分をわきまえる」(p111)


・「今、10億円使えるとしたら、何に使う?」・・
 と聞かれて、即答できる人は
 いるだろうか(p134)


・人と食事したり、いろんな地域を見て回ったり、
 自己研鑽に励むべく研修に出るようなことに
 お金を使っていないということは、投資して
 ないということだからすぐに行き詰まる(p141)


・リクルート社・・「褒める」という文化・・
 目標を達成すると、名前入りの垂れ幕が
 下がり、オフィスは「おめでとう!」の
 声と拍手でいっぱいになる(p148)


【私の評価】★★★☆☆(77点)



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■目次

序章 コンサルタントは組織の何を見ているのか?
CASE1 「ずらずら病」は日本組織の大問題だ
CASE2 感化された"TEDかぶれ病"につける薬
CASE3 「老害役員」が緩やかに導く"組織の死"
CASE4 なぜ"文系"と"理系"は社内対立してしまうのか
CASE5 「ご新規3名様!」と案内する店に明日はない
CASE6 超高学歴"社長の右腕"を迷参謀にした病の元凶
CASE7 「肝入りプロジェクト」がうまくいかない真の理由
CASE8 日本企業を覆う「お金を使えない病」
CASE9 リクルート成長の原動力となった「褒める文化」のリアル
CASE10 職場の「ワイガヤ」は善か悪か




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