「情報楽園会社」増田宗昭

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情報楽園会社

【私の評価】★★★★☆(87点)


■TSUTAYA(つたや)を創業した
 増田さんが20年前に書いた本です。


 TSUTAYAといえば、
 CD、ビデオのレンタル屋でありながら、
 本も売っている。


 便利な店だなあ、という印象ですが、
 まさにそこを狙って
 店を作ったことがわかります。


・本屋に、本だけでなくレンタルビデオが
 ずらりと揃っている。なおかつCDの
 レンタルもやっているとなれば、
 お客さんは必ず「おや?」と思うだろう(p16)


■レンタル屋さんは基本的に
 儲かる商売です。


 それをフランチャイズで
 拡大していくためには、
 加盟店に明確なメリットを
 提供していかなくてはなりません。


 それが、膨大なPOSデータに基づく
 売れる商品を安価に仕入れることであり、
 CMと販促に裏付けされた
 ネームバリューなのです。


・簡単にマネができそうだというような内容では、
 わざわざロイヤリティを払ってまで
 フランチャイズに加盟しようとは
 思わないだろう(p121)


■増田さんの考えは、
 本もCDもビデオも同じ。
 つまり情報なのです。


 CDもビデオもレンタルできるのなら、
 本もレンタルできるのが
 筋なんでしょうね。


 増田さん、
 良い店をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・1 チャレンジする精神
 2 人が人を大事に思う心
 この二つの思いが、いかに私のビジネスを
 支えてきたかが、本書には書かれている(p11)


・守りの発想が先行する、その原点には
 「売上げゼロ」と「やってダメならいつでも
 やめることができる会社
」(p27)


レンタル業とは、一言でいってしまえば
 金融業
である。八百円で仕入れたCDが、
 レンタル料金百五十円を生む・・利率に
 なおすと20%弱になる。しかもこれは
 一日である。銀行はおよそ年間四%の
 金利だから、レンタル業のコストと
 収入の関係は一日で銀行の五倍、 
 年間にして銀行の千八百倍くらい(p32)


・CCCとはどんな会社か、出勤、退社時間、
 残業はどうなっているか、社内の
 コミュニケーションはどうなっているか、
 業務日誌はどう書けばいいかといったことまで、
 すべてCD-ROMにして全員に配っている(p89)


・会社が不安定になったら、人はまとまる。
 会社が安定すると、人は不安定になる。
 だから私は意図的に危機をつくろうとする(p233)


情報楽園会社
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【私の評価】★★★★☆(87点)



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■目次

第1章私の企業事始め
第2章 カルチュアコンビニエンスの時代
第3章 知的情報革命を見切る
第4章 起業家・二つの宇宙
第5章 企画会社だけが生き残る
第6章 起業のプログラム
第7章 フランチャイズビジネスの考え方
第8章 ネットワークヴァリューの威力
第9章 経営者の立場、社員の立場
第10章 デジタル情報革命と心の時代
第11章 TSUTAYAがつくるネットワーク社会
第12章 ディレクTVへの進出
第13章 テレビの意味を変えるディレクTV
第14章 私が考える「楽園」づくり
第15章 ディレクTVの失敗から学んだこと



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